予測不能の1秒先も濁流みたいに愛してる

黒木渚

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065279335
ISBN 10 : 406527933X
フォーマット
出版社
発行年月
2022年06月
日本
追加情報
:
168p;20

内容詳細

黒木渚、ベストアルバムと同名小説、ついに発売!

不純な動機から始まった音楽は、私のすべてになった。
「私の歌で、こんな世界ぶち壊してやる!」

誰にも話したことがないけれど、私は光と共に生きてきた。
未来について想像するとき、私の頭の中には必ず白い光のイメージが浮かぶ。
高校二年の「シッポ」は中学時代からの片思いの相手、森園太陽に接近するために軽音部に入る。
好きな音楽はパンク、好きなバンドはクラッシュ、セックスピストルズ、ダムド、ニルヴァーナ……
これ、全部嘘。
だけど太陽に近づくためにシッポが周到に用意した「設定」は、徐々に彼女の中にあった「音楽の光」をとらえて、
追い越していく。

眩しくて白いーーあの光はスポットライトか、それとも恋か。
音楽を始める動機なんて、不純だっていいじゃないか!

音楽×小説×青春
歌手兼小説家・黒木渚が初めて描く青春と音楽。
青春はエゴイスティックで汚くて、生々しい。それでも眩しい一瞬の光だ。


《著者情報》
黒木 渚(クロキ ナギサ)
宮崎県出身。大学時代に作詞作曲を始め、ライブ活動を開始。また、文学の研究にも没頭し、大学院まで進む。2012年、「あたしの心臓あげる」でデビュー。2014年、ソロ活動を開始。2017年、『自由律』限定盤Aの付録として書き下ろされた小説「壁の鹿」を初の単行本『本性』と同時に刊行し小説家としての活動も始める。他の著書に『鉄塔おじさん』『呼吸する町』『檸檬の棘』などがある。

【著者紹介】
黒木渚 : 宮崎県出身。大学時代に作詞作曲を始め、ライブ活動を開始。2012年『あたしの心臓あげる』でデビュー。2014年、ソロ活動を開始。2017年、アルバム『自由律』の付録として書き下ろされた小説『壁の鹿』を初の単行本『本性』と同時刊行し、小説家としてもデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • たなか さん

    わたしは黒木渚さんの曲を聴いたことがない。わたしが通っていた高校に軽音部はなかったし、わたしには曲を作る才能なんてなかった。衝動的な行動もなかった。けれども、パンクロックを教室のすみっこで聴いて、蒸したような空気の中で生きていたときのあの匂いだけは覚えているし、これを読んで思い出した。

  • つくし さん

    しっぽちゃんの愚直さが愛しい。彼女の消費する若さは理不尽に埋め尽くされようとしているのに、それすらも表現のエネルギーに変えられるようになれば彼女は報われる。

  • jolly さん

    これはきっと青春小説なんでしょうね。こんなめんどくさい青春はいらんけど。

  • あこ さん

    生々しくて毒々しい。でも圧倒的なパワーで迫ってきて、目を逸らすことを許さない。 黒木渚さんの綴る言葉はいつだってそうだ。

  • としちゃん さん

    青春×音楽 黒木渚さんの描く青春は、ドロドロとしていて リアリティ満載でした。 著者の楽曲ともリンクしていて、音でも楽しめます◎ とても読みやすく、2時間ほどで読めました。 一気見がおすすめです!

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黒木渚

独特の文学的歌詞で、女性の強さや心理を生々しく歌い上げる、孤高のミュージシャン。元々は、’’黒木渚’’という名のバンドとして活動していたが、2014年にソロデビュー。

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