土が変わるとお腹も変わる 土壌微生物と有機農業

吉田太郎 (農業)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784806716310
ISBN 10 : 4806716316
フォーマット
出版社
発行年月
2022年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
256p;19

内容詳細

最先端の研究を紹介しながら、土壌と微生物、食べもの、そして気候変動との深い関係性を根底から問いかける。世界各地で取り組まれる菌根菌を活かした不耕起自然農法や自然放牧での畜産の実践事例が、「一度失われた表土再生には何百年もかかる。化学肥料や有機堆肥がなければ農業はできない」という通説を見事に覆していく。

目次 : 第1章 有機農業で洪水と旱魃を防ぐ―ヨーロッパの洪水とオーストラリアの緑野を結ぶ土壌とは/ 第2章 土が健康なら無肥料で農業ができる―根からの液体カーボンと菌根菌ネットワークの共生進化/ 第3章 草本と偶蹄類の共進化が生み出した肥沃な土壌―野生動物の行動パターンを模倣して肉牛を飼育しながら地球温暖化を防ぐ/ 第4章 表土は根から放出される液体カーボンで作られる―化学窒素肥料と菌根菌/ 第5章 土壌カーボン・スポンジで地球を冷やす―緑・土壌・微生物による水循環の再生が地球を蘇生させる/ 第6章 生物はプチ飢餓が常態―土壌にカーボンを再び戻すことが大気中の二酸化炭素を減らす/ 終章 消費を変えれば腸も健全化し土壌と地球も再生する

【著者紹介】
吉田太郎 : 1961年生まれ。東京都杉並区で育つ。筑波大学自然学類卒。同大学院地球科学研究科中退。大学では地質学を専攻。東京都及び長野県の農業関係行政職員、長野県農業大学校教授、有機農業推進担当職員。2022年3月に定年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kamekichi29 さん

    土壌微生物、菌根菌関連を読んでいて見つけた本。人間に腸内細菌が重要なのと同じで、植物には土壌の中にいる微生物が重要。少し前に読んだ本も参考にされている箇所もあった。気候変動に関連した事柄も出てきました。合成肥料を作るために二酸化炭素をたくさん排出している。土壌を耕作して、施肥して農薬使っていると、ますます土壌が痩せ衰えるらしい。文章が読みづらいところもありましたが、興味深い事柄がたくさんでした。本書は著者の関連著作の3冊目ということなので、前作も読んでみたいと思います。

  • くらーく さん

    もう少し自分に知識があれば、もっと理解が深まるとは思うのだが。何しろ分からないことだらけで。また、あまり読まない分野なので、本書で述べられている農法が認められているのかどうか分からない。 ただ、これが事実で将来の農法になるのであれば、緑の革命だろうね。 あと、今でも食料は足りていて、分配が問題って言うところは、お金と同じだね。有り余る資源(食料、お金)が適切に分配されれば、貧困も解決なのにねえ。 健康等については疑問。病気が増えたような書き方だけど、単に長寿になっただけじゃ無いのかねえ?

  • Go Extreme さん

    地球の危機: 有機農業で地球を冷やす 重労働低収量の有機農法→再生農業 世界ですでに始まっている再生農業革命 洪水と旱かん魃ばつを防ぐ: 気候変動で多発する洪水と旱魃 菌根菌 ダストボウル カバークロップ革命 土が健康なら無肥料で農業: 農業とともに始まった地球温暖化 菌根菌ネットワーク 草本と偶蹄類の共進化: 草は齧られると成長 表土: 化学窒素肥料と菌根菌 土壌カーボン・スポンジ: 水循環の再生 生物はプチ飢餓が常態: 土壌、食べ物、ヒト、地球のつながり 消費を変えれば腸も健全化し土壌と地球も再生する

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