CD

ことの は

小谷美紗子

基本情報

カタログNo
:
RDCA1014
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

彼女の作品を聴くのは僕にはとても覚悟がいる事だ。
彼女の言葉は、人の心の深い所に潜む、ずるさや誤魔化し、逃避や甘さに鋭く突き刺さるから。
彼女のうたは、そんな弱さと向き合い、認めた上で、またその先へ向かう強さがある。
時には厳しい、時にはやさしい言葉で僕らに語りかけるように。

こんなに痛いほど生々しい言葉たちが、不思議と僕を前向きにさせてくれる。
聴いた後に感じるこのすがすがしさはカタルシスといってもいいかもしれない。
この涙は明日に繋がる涙だ。

さて今回の新作『ことのは』は全5曲入りのミニアルバム。
そんな小谷美紗子の言葉が冴え渡る名作。
本作もここ数年『Odani Misako Trio』として活動を共にしてきた、100sなどで活躍する玉田豊夢(Dr.)/山口寛雄(Ba.)と作り上げられている。
サウンドは、ロック/ポストロックのアプローチも感じさせ、一曲の中でとても感情的に起伏していく様は一つの聴き所だろう。
また主旋とは別のところを泳ぐ鍵盤が妙に心地よい。

特に3曲目「線路」はゆったりした幕開けからアップテンポなサビに転調する展開が見事で、名曲「WHO」を髣髴とさせると話題になっている。
また4曲目「空の待ち人」は大地のリズムを感じさせる、荘厳な一曲だ。

これは小谷美紗子の新たな章の幕開けなのかもしれない。
新たな可能性を切り開く変化、変わらない本質。

この5曲の中に、人間としても深みを増した小谷美紗子の歌が存分に詰め込まれた作品になっている。

内容詳細

オリジナル作としては3年ぶりとなるミニ・アルバム。近年は向井秀徳や凛として時雨とライヴ共演している、というのにうなずける、悠揚としたリズムでピアノを弾き、歌っている。字面で追うとキツく思える歌詞のなまなましさも、独特のスケール感ある解釈で歌われると説得力が。(真)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

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人物・団体紹介

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小谷美紗子

自然がいっぱいの小さな町宮津で生まれる。 兄姉の影響からピアノに興味を覚え、2歳からレッスンを始める。 小学校入学の頃からビートルズや「サウンド・オブ・ミュージック」を聴くようになり英語と作曲を始めた。彼女の名は小谷美紗子。

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