野宿に生きる、人と動物

なかのまきこ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784903186788
ISBN 10 : 4903186784
フォーマット
出版社
発行年月
2010年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
266

内容詳細

ホームレスと暮らす犬や猫たちを、無償で診察する女性獣医師。社会の片隅で肩を寄せ合い生きる彼らとの、やるせなくて自由で温かい日々を描く。手に取ればそこに広がる、ホームレスとしっぽ付き家族のドキュメント。

【著者紹介】
なかのまきこ : 中野真樹子。1968年仙台に生まれ育つ。1988年より動物と人の共生を考える自由非組織「ひげとしっぽ企画」を主宰。動物実験や野生動物、犬猫の問題に取り組む。麻布大学獣医学部獣医学科を2000年に卒業、その後獣医師となる。「ALIVE(地球生物会議)」調査員、「IFAW(国際動物福祉基金)」日本事務所スタッフなどを経て、現在は往診専門の「ひげとしっぽ移動どうぶつ病院」をアパートの一室で営む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • みどくん さん

    作者のとても深い愛…溢れ出る優しさが文面の至るところに感じられ読者の心を温かく包みこんでくれます。簡単に捨てられる犬や猫たちに…自らの食事を抜いてまで世話をするホームレスたち。その動物たちを無料で診察する女性獣医師の魅力がいっぱいの一冊。読んで…良かった〜感動したぁ(*^^*)。

  • 今庄和恵@神戸元町コネクトロン さん

    数ページ読んで、文体に非常に既視感があり、この人いったい何歳だ?とプロフィールをみたら1968年生まれ。似たものを感じたのは実は枝元 なほみで、こちらは1955年生まれ。人を動かすのに時代の雰囲気の影響はゼロではないと思います。何十年か前、定宿がなく家財一式をリヤカーでひっぱっている方の隣にはワンコがいることが多かった。そういう光景を目にすることがめっきり減ってしまった今、ワンコを伴う余裕もないくらい時代は貧しくなったのだなあ、と。野宿者とともに生きている動物に目を向けることができることが豊かさの印であ→

  • myaown さん

    著者名うろ覚えで野宿の本を探すとヒットした図書館本(探していたのはかとうちあきだった)野に生きる動物に優しい社会はきっとヒトにも優しいと信じてとにかく行動する著者の日々を綴る。動物実験に反対の立場から野宿に生きるヒトや動物と関わることになったらしい。2010年頃のことなので現在どうなっているのか?がとても気になった。著者自身はバックパッカーを経て獣医師になり野宿仲間のそばで生きることを実践し続けている行動のヒトだ。少しでも理解を広め、読んだヒトの行動のキッカケになればと書かれたらしい。

  • Voodoo Kami さん

     まずはこの本を野宿ルポだと勘違いして手に取ったことを告白します。実験動物への疑問から、捨てられるペット、行き場を失い野宿者となった人々との関わりを通じて、獣医師となった著者による決して声高ではないけれど深い悲しみと怒りと、共生することへの希望が伝わってきます。ヒッピーの片山さんがかっこよすぎる。「誰かがきっとなんとかしてくれる」の誰かとは自分自身のことでは。知らずに見逃していることは多いけれど、知ってしまった以上見過ごせません。3.11以降の著者の活動も知りたい。装丁:来栖紀子 装画・挿絵:霜田あゆ美

  • TOKUMOTO さん

    もとはペットであった捨てられた動物を、家族として暮らす野宿生活をする人々。それを支援する人々、著者は獣医として動物保護活動や人権活動ではなく、お世話になった恩送りとして、悲しさやつらさに共感して、苦しさを緩和するだけでなく幸せな姿を見たいと活動している。簡単に解決や回答があるわけではないが、ほんの少し、誰でも協力できるのではないかと考えさせられる。

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