やわらかな遺伝子 ハヤカワ・ノンフィクション文庫

マット・リドレー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784150504120
ISBN 10 : 4150504121
フォーマット
出版社
発行年月
2014年07月
日本
追加情報
:
510p;16

内容詳細

「生まれか育ちか」の時代は終わった。ゲノム解読で見えてきた遺伝子の驚くべき仕組み


池田清彦氏(早稲田大学教授)推薦!
――重要なのは遺伝子そのものより遺伝子を働かせるシステムである。
「氏か育ちか」論争の無効性を、広く知らしめた名著――


ゲノム解析が進むにつれ、明らかになってきた遺伝子のはたらき。それは身体や脳を作る命令を出すが、環境に反応してスイッチをオン/オフし、すぐに作ったものを改造しはじめる柔軟な装置だった。遺伝子は何かを制約するものではなく、可能にするものだったのだ。私たちを形成するのは「生まれか育ちか」――長年の論争に、最新及び過去の膨大な研究データを用いてまったく新しい考え方を示した世界的ベストセラー。


著者紹介
マット・リドレー Matt Ridley
サイエンス・ライター。1958年、英国ノーサンバーランド生まれ。オックスフォード大学モードリン・カレッジを首席で卒業後、同大で博士号(動物学)を取得。その後《エコノミスト》誌の科学記者を経て、英国国際生命センター所長、コールド・スプリング・ハーバー研究所客員教授を歴任。英国王立文芸協会フェロー、オックスフォード大学モードリン・カレッジ名誉フェロー。 リチャード・ドーキンスらと並ぶ科学啓蒙家として世界的に著名で、その著作は30カ国語に翻訳されている。本書により全米科学アカデミー図書賞を受賞。他の著作に『繁栄:明日を切り拓くための人類10万年史』(早川書房刊)、『赤の女王:性とヒトの進化』、『徳の起源:他人をおもいやる遺伝子』、『ゲノムが語る23の物語』など。




【著者紹介】
マット・リドレー : サイエンス・ライター。1958年、英国ノーサンバーランド生まれ。オックスフォード大学モードリン・カレッジを首席で卒業後、同大で博士号(動物学)を取得。その後“エコノミスト”誌の科学記者を経て、英国国際生命センター所長、コールド・スプリング・ハーバー研究所客員教授を歴任。英国王立文芸協会フェロー、オックスフォード大学モードリン・カレッジ名誉フェロー。『やわらかな遺伝子』により全米科学アカデミー図書賞を受賞

中村桂子著 : 1936年生まれ。東京大学理学部化学科卒業、同大学院生物化学修了。三菱化成生命科学研究所人間・自然研究部長、早稲田大学人間科学部教授、大阪大学連携大学院教授などを歴任し、現在、JT生命誌研究館館長

斉藤隆央 : 1967年生まれ。東京大学工学部工業化学科卒業。化学メーカー勤務を経て現在翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥 さん

    この本のテーマは「人を形づくるのは生まれか、育ちか」。結果からすれば両方なのだが、最新の科学研究以外にも、昔から行われていた研究の紹介もあって専門外の私にも面白く読めた。なるほどなーって思ったのは「一卵性双生児」の研究。離れ離れで育った双子のどこが似てどこが違うか?当然顔かたちは遺伝の影響が強いけど、例えばユーモアのセンスなどは相関性が少ない。関西に育てば関西人のノリになるってわけ。子供の頃の学力は環境だけれど、成長するにつれて遺伝の要素が強くなるなど。人に話したくなるトリビアが沢山ありました。★★★

  • CCC さん

    タイトル的に遺伝子の可塑性の話が中心かと思っていたけれど、どちらかといえば「生まれ」か「育ち」か論争が前面に押し出された内容だった。「公平な社会では「生まれ」が強調され、不公平な社会では「育ち」が強調される」という教訓部分が心に残る。これだと選別的なエリート教育を行えば遺伝の影響が無効化され能力あるエリートが生まれにくくなり、平等な教育を施せば遺伝の影響で能力に秀でたエリートが生まれるという事にならないだろうか。

  • moshi さん

    読むのに随分長いことかかってしまった。でも長い時間かかってしまっても読みきりたかった。私達を形成するのは「生まれか育ちか」。膨大な研究データを用いて「生まれは育ちを通して表れる」という考えを示したノンフィクション。遺伝子は環境に反応して活性化するのだとか。14年前の本だけど十分に面白い。「生まれか育ちか」論争の歴史、それに付随する哲学的課題等、人の個性と環境のあり方について考えさせられる。

  • 赤い熊熊 さん

    「生まれか育ちか」論争を弁証法的に検討して、「生まれも育ちも」と主張する本。読んだ感想では、やっぱり遺伝子がそもそものところを決めるんだなと。当たり前といえば当たり前の結論。どれだけ努力しようが誰もがイチローにはなれないし、錦織圭にはなれない。「夢を諦めない」的なキャッチフレーズがどれほど罪作りか。それでも、いくら良い素地を持っていても、練習しなければその性能は活かしきれない。そういう意味では「育ち」は重要。「機会が平等になれば、遺伝的変異が強調される」には納得。上手く言うなぁ。

  • 人工知能 さん

    Nature via Nurture. ある種の障碍は「生まれ」つまり遺伝子によって発現するわけでは必ずしもなくて、「育ち」のどこかの部分で遺伝子のスイッチがオンされることで発現する、別の見方をすると、「育ち」のどこかの部分でスイッチがオンにされる遺伝子を元々持っている。といった具合で、「生まれか育ちか」という議論はナンセンスで、「生まれ」は「育ち」に影響するし、上記の例のように「育ち」は「生まれ」に影響する。そのメカニズムとしての遺伝子。公平な社会では先天的な能力差が顕著になるというドキっとする指摘も。

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