ヒューマン なぜヒトは人間になれたのか

NHK取材班

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041101025
ISBN 10 : 4041101026
フォーマット
出版社
発行年月
2012年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
423p;20

内容詳細

人類がホモ・サピエンスになってから約20万年。私たちの祖先は身体ばかりでなく、脳も進化させてきた。脳がつくりあげる心も当然、進化したと考えられる。本書はその壮大な歴史のなかに、心の進化を追いかけるものだ―。

目次 : はじめに 心―この不可思議なもの/ 第1章 協力する人・アフリカからの旅立ち―分かち合う心の進化/ 第2章 投げる人・グレートジャーニーの果てに―飛び道具というパンドラの箱/ 第3章 耕す人・農耕革命―未来を願う心/ 第4章 交換する人・そしてお金が生まれた―都市が生んだ欲望のゆくえ/ 終章 なぜいまヒューマンなのか

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Willie the Wildcat さん

    人が人たる所以。自然が導く運命。生き残るために、必要性に迫られた変化。外ではなく内。多感性。故の表現能力。印象深いのがコーエン博士の「環境変動」。同感。時代を超えた人類のテーマ。違いは人類の欲。尽きない欲は、発明の母でもあると共に、環境変動の根源となり問題解決を複雑化。「戦いの母」もそんな人類の欲の産物と言えるかもしれない。悲しい名称だなぁ・・・。蛇足だが、カメルーンのラジエーター修理法って本当?!試したくは無いけど興味深いなぁ。これも人類の知恵?(笑)

  • Porco さん

    面白いことが書いてあるページの端を折っていたら、ほぼ全ページを折ってしまいました。めちゃくちゃ面白い。一読で消化しきれないけど。心はふぉう進化してきたのか。言い換えると、人間らしい行動はどう生まれてきたのか、を探求した本です。でも、人間はどうのように経済を生み出したのか、ということの本として読めるのではないでしょうか。

  • masayasu さん

    当作はNHKスペシャルで放映された番組が書籍となったものです。 私達人間が共通祖先といわれているチンパンジーと分かれてから700万年程、ホモ・サピエンスとなって20万年、長い歳月をかけてどの様に進化を遂げてきたのかを考古学や文化人類学の観点から紐解いています。私達は近い過去や現在は分かるけど基本的には古い過去や未来の事はわからない。さまざまな専門家の意見からそれを分析するのは示唆に富んでいる。如何に「変化に対応出来るか」が重要なのだと感じました。(★4)【T】

  • ヨクト さん

    視点、内容、装丁揃った良書でした。「人間とは何か」という陳腐で使い古されたテーマに対し、従来とは異なった視点から迫った。心理学・遺伝子学・脳科学・経済学。霊長類から分岐し進化を始めた人類、一動物から地球で最も繁栄した動物になるまでに人類はどのような進化をし、何を得て、何を失ったのだろう。未来を想像できる唯一の動物であるからこそ、これからの人間がとるべき行動。正しい選択をするために、人間の協力と信頼と更なる進化が求められる。

  • mikarin さん

    10万年前のホモサピエンスの登場から古代文明を経て、なぜ今、地球上に人間が存在しているのか?最新の研究から解き明かしていきます。もちろん全てが分かっている訳ではないし、有力な説がある日突然覆ることもあるという前提の元に。まず知るのは自分が学校で教わった知識は全くの時代遅れだということ。「進化の頂点が人間で、今の繁栄があるのは人間が優れているから」というのはどうやら人間の勘違いだったらしい(^^;;格差社会や環境破壊の問題はそのまま現在に繋がることだったのでとても興味深かったです。

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