NHKスペシャル取材班

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NHKスペシャル戦争の真実シリーズ 1 本土空襲全記録

NHKスペシャル取材班

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041067369
ISBN 10 : 4041067367
フォーマット
出版社
発行年月
2018年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
157p;22

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読書メーターレビュー

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  • inarix さん

    「線路わきの土手の斜面にへばりつくと、上空には敵機が、操縦士の顔が分かるほど低空で飛んでいて、まるで笑っているようだった」米軍機による機銃掃射を受けた人の証言だが、同じ証言を私の祖母がしていた。話を聞いた7歳の頃の私は、その意味をまったく理解していなかった。近年になり公開された太平洋戦争当時の、日本本土を空襲した戦闘機によるガンカメラ映像を見るたび、その火線の先を逃げ惑う人々の姿をみるたび、あの中に祖母がいると思う。日本本土空襲の死者数は46万。これはその死の過程と実態を冷静に考え、知るための記録。

  • Aby さん

    NHKスペシャルの書籍化.1922年の空戦法規の合意がどのように壊されていったのか.陸軍の1部隊であった航空戦力を空軍に格上げさせるために実績が必要だったこと.「祖父は誰かがやらなければならないなら,自分が実行しようと思ったんでしょう.私が思うのは,戦争は非常に厳しく,どちらの側にいてもやらなければならない仕事があるということです」(p.78).◆44年12月7日,45年1月13日に推定震度7の地震が立て続けに東海地方を襲ったのだが,それを知った上で,繰り返し名古屋を焼き払っている.

  • dahatake さん

    アメリカの視点で太平洋戦争を考えた事が無かった。 精密爆撃から無差別爆撃への変化。 大きな投資をして完成させた B-29 の結果を出すための動き。 独立してなかった空軍の想い。 B-29 とて何機も帰れなかったという決死の状態。 戦争末期に子どもも含む全国民を兵士化した「義勇兵役法」の存在。 そして、こんなに日本全国に爆撃がされ、45万人もの方が命を落とした事実。 知れば知るほど狂った時代。 でも小学生が「天皇陛下万歳」といって亡くなった事を考えれば、自分もそこにおかれたら、同じ様になったのだろう…

  • 超エコドラネコ さん

    日本の近代史は歴史の授業の中でも最後の方でさっと流されるだけでよく知らないことが多い。この本を読むまで原爆よりも空襲の犠牲者数の方が遥かに多いことを知らなかった。その数約46万人。本には一人単位まで記載されていて取材陣の執念を感じた。本土空襲の犠牲者はほとんどが民間人。これは組織的な重大な戦争犯罪。アメリカはこの事実をあまり世界に知られたく無いだろう。多くの人が知るべき事実で戦勝国だからといって無差別爆撃が正当化されてはいけない。日本が悪い事したからしょうがないと思わず真実に目を向ける努力を続けよう。

  • かぜふね さん

    <借本>アメリカが本土空襲を始めて(ドーリットル空襲)から終戦までの作戦の推移の記録。戦争で失われたのはただの何万人という数字ではなく、ひとりひとりの価値ある人生だったということを心にとどめておきたい。

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