本には読む順番がある

齋藤孝

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784295404798
ISBN 10 : 4295404799
フォーマット
発行年月
2020年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
254p;19

内容詳細

物事にはすべて順番があり、誰もがそれを知って、実際にそのように行っています。ところが、読書に関しては、なぜかこの真理が忘れられがちです。最初に誤った1冊を手にしてしまったために、理解できずに挫折してしまう人が少なくありません。あるいはどんどんおかしな方向に読書を進めてしまう。本書は、初心者の読むべき本、中級者の読むべき本、そして上級者が挑戦すべき本の3段階に本を分け、順を追って理解しようというものです。

目次 : 第1章 なぜ、「読む順番」が大切なのか?(「読む順番」を間違えていませんか/ 音楽や絵画は順不同でいい ほか)/ 第2章 最初の1冊をどう選ぶか?(新書を読書の入り口にする/ 1時間で新書3冊の要旨をつかむ ほか)/ 第3章 「哲学」から「歴史」、「科学」まで“ジャンル別”本物の教養が身につく3ステップ読書術(思想・哲学ジャンル―難解で長大な作品が多いので、やさしいものから読み始めたい/ 科学・宇宙ジャンル―まずは通俗本で基礎を固めてからエッセイや教科書で知識を深化させる ほか)/ 第4章 ニーチェから夏目漱石、太宰治まで“作家別”本の理解力が上がる3ステップ読書術(ニーチェ―ニーチェの過激さ、凄みは、この順番で読まなければ理解できない/ プラトン―ソクラテスとプラトン。二大哲学者の固い絆と思考がわかる3ステップ ほか)/ 第5章 読む順番と同じくらい大切なこと(アウトプットすることを前提に読む/ 要約力と引用力の二つが大切 ほか)

【著者紹介】
齋藤孝 : 1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業後、同大大学院教育学研究科博士課程等を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    齋藤先生の最新の読書法の本です。今までの読書関連の本とは異なりかなり整理されていてたぶんご自分の経験などから出来上がった本だと思います。最初の1冊をどう選ぶかという章があり、その後に「ジャンル別」「作家別」に分かれていてそれぞれ6ジャンル、6作家ごとに整理されています。私は非常に参考になりました。

  • Carlyuke さん

    好きなタイプの本で書店で2度目に見かけて購入。特に良かったのは具体的な書名を挙げて分野ごとにその分野の上級に該当する本に至る読む順番を示してくれるところ。ニーチェの入門書など積読している数冊も紹介されていてニーチェの作品を含めて読むのが楽しみである。様々な分野をカバーしていて著者の知的な関心範囲の広さに感銘を受ける。 すべてを真似たり購入したりすることはできないと思うが新しい分野に挑戦して刺激を受けるようにしたい。

  • レモン さん

    昔は年を重ねれば難解な本もわかるようになると思っていたが、必ずしもそうではないことを知る前に読みたかった本書。時代背景等の知識が必要だったり、作者の文体に慣れていなかったりすることが挙げられる。『カラマーゾフの兄弟』は挫けそうになりながら何とか読了したが、『罪と罰』の前にSTEP1の『貧しき人々』から読んでみよう。最近Kindle Unlimitedに振り回されて読みがちなので、今年の目標は読みたいものを主体的に選んで読むことにしよう。

  • ニッポニア さん

    久しぶりの斎藤先生本です。読む理由、どうして読むのか、少し迷っています。が、今は、Kindle本を出すために読むという意味合いが強い。だからゆっくり味わって読むよりもどんどん読んでいきたいと思う。以下メモ。頭の中に知性の地図を描く。野球選手が素振りするのと同じように、訓練として読む。相手に本のポイントを伝える際に必要なのが要約力。引用力。好きな文章を3つ選ぶ。

  • メタボン さん

    ☆☆☆★ ニーチェやプラトン、ドストエフスキーといった「最高峰」を目指したくなった。ニーチェ入門→善悪の彼岸→ツァラトゥストラ。ソクラテスの弁明→饗宴→国家。貧しき人々→地下室の手記→罪と罰→カラマーゾフの兄弟、白痴。夏目漱石は書かれた順番に読んでいくというのは私も実践している。もう少しで「明暗」にたどり着く。それにしても斎藤先生は本当に本を大量に読んでいるな。本を汚したくない私は斎藤先生の3色ペン読書法は実践できないが。

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齋藤孝

1960年静岡県生まれ。明治大学文学部教授。東京大学法学部卒業。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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