世界のことばアイウエオ ちくま文庫

黒田龍之助

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480435095
ISBN 10 : 4480435093
フォーマット
出版社
発行年月
2018年05月
日本
追加情報
:
256p;15

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • absinthe さん

    面白かった!黒田龍之介さんの世界の言葉にまつわるゆるいエッセイ。100言語収録。2ページで一言語。蘊蓄や文法などの難しい話を抜きに、言葉にまつわるあれやこれのエピソード。勉強で大変だったこと、先生としての思い出、町で偶然みつけた言語教科書について、旅行先の思い出など。言語学コラムがあって、言語連合、ピジンとクレオール、名詞の性や語族の話もある。

  • ホークス さん

    自称言語学者が100の言語を各2ページのエッセイで語る。生物学や天文学と同じく語学マニアも居ると知ったし、魅力の一端に触れられた。アラビア語は書くも話すも難しく秀才向きというのはイメージ通り。文字がカッコいいアルメニア語。ドイツ語ベースなのにヘブライ文字のイディッシュ語。ケルト語系として英国内で健在なウェールズ語。言語の構造や成り立ちは多様で、段々異世界SFの設定を読んでいる気分になってくる。政治や民族と結びつき易い言語は、楽しむにも色々気を遣う様だ。一人の目を通して比較する面白さを再認識した。

  • 圓子 さん

    期待通り面白かった〜。どうしてこんなに面白いのか。へええ、ほおお、と未知のことに触れるゆえの面白さもあるけど。。と最後に解説を読んで、そうか気持ちに共感できるからかと腑に落ちる。「92ラオス語」の授業のエピソードはまさに気持ちのはなしだなあ。直接なんの関係もないけど、月末に受講する短期集中講座も俄然楽しみになってきた。

  • shamrock さん

    90種類の言語についての見開きエッセイ。言語論とかにならず(軽くはなるけど)、気楽に読めた。読み進んだら、リンガラ語の項に大好きな高野秀行さんの事が出てきて驚いた

  • こなやぎ さん

    旧版である『世界の言語入門』(講談社現新)も持っていて拾い読みしたことがあるけれど、新版である本書は+10篇の加筆、その上解説が辺境エッセイの高野秀行氏だったのでこの機に頭から通読。執筆当時に比べれば、『ゴールデンカムイ』からのアイヌ語ブーム、『バーフバリ』からのテルグ語ブームなど、たとえ限定的にせよマイナー言語へ注がれる温かい眼差しは多く、学習への垣根は低くなっている気がして、全てじゃなくても何だかんだ世の中良くなっていってるかもしれないな、などと思ったりもする。解説の高野氏も相当な多言語者で驚いた。

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人物・団体紹介

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黒田龍之助

1964年東京生まれ。上智大学外国語学部ロシア語学科卒業、東京大学大学院修了。東京工業大学助教授(ロシア語)、明治大学助教授(英語)を歴任。現在、神田外語大学特任教授、神戸市外国語大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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