旅する少年

黒川創

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784394190233
ISBN 10 : 4394190231
フォーマット
出版社
発行年月
2021年10月
日本
追加情報
:
397p;20

内容詳細

この「世界」の輪郭を確認したかった。十二歳の少年は、熱に浮かされたように、日本全国への旅を始めた。デゴイチ(D51)やシゴナナ(C57)などと呼ばれた、消えゆく蒸気機関車を追いかける旅の中で、少年は「忘れえぬ人びと」「忘れえぬ風景」と出会う。中学卒業までの四年間に繰り返した北海道や沖縄などへの旅を通して、少年の「世界」は広がっていく。著者撮影の写真、当時の切符類なども多数掲載。1973〜1976年、少年時代の旅を振り返る著者初めての回想記。

目次 : 旅を始めるまでのこと/ 寂しさに負けながら/ 春とともに終わる/ 旧二等兵と父/ 初めての北海道/ 学級新聞と紙パンツ/ 吹雪がやむとき/ 福井という原郷/ 思春期を持て余す/ 雪女の伝説/ 沖縄とTシャツ/ 二つの短い旅の記憶/ あとがき

【著者紹介】
黒川創 : 1961年京都市生まれ。同志社大学文学部卒業。1999年初の小説『若冲の目』刊行。2008年『かもめの日』で読売文学賞。2013年『国境(完全版)』で伊藤整文学賞(評論部門)。2014年『京都』で毎日出版文化賞。2018年『鶴見俊輔伝』で大佛次郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • まこみや さん

    少年の旅は、集団での団体旅行でもキャンペーンに乗った旅でもない。一人で企画し、切符を手配し、憑かれたように一人旅を続ける。活字や映像、インターネットによる脳内の虚構の旅ではなく、体を張った実感の旅である。言葉とは社会的なものだ。しかし言葉は個の体を通すことによって力を持つものとなる。「天皇在位五十周年を通して」の一文は少年の旅がまた優れて言葉への旅でもあったことを証明するだろう。この本は、切符を貼ったスクラップブックと写真という「モノ」によって辿られた「考古学」だ。デジタル化した現代では望むべくもない。

  • Odd-i さん

    昨年の中篇『ウィーン近郊』がとても良かった黒川創さんの一人旅の記録は、1973年小学六年生の冬に始まり中学卒業までの4年間が綴られています。半世紀近くも前の旅の道筋をこれほどまで鮮明に描き出したことに驚くばかりですが、それを助けたのが実家の押入れ深くから出てきた切符のスクラップブックやネガフィルムの山。それらを当時の時刻表と突き合わせ様々な出来事を想像。まるで松本清張のような推理にびっくり。蒸気機関車への関心が次第に風土や歴史に向かって行き筆者のルーツにも触れることもできる、無性に旅に出たくなる一冊です。

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黒川創

1961年京都市生まれ。同志社大学文学部卒業。1999年初の小説『若冲の目』刊行。2008年『かもめの日』で読売文学賞。2013年『国境(完全版)』で伊藤整文学賞(評論部門)。2014年『京都』で毎日出版文化賞。2018年『鶴見俊輔伝』で大佛次郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載され

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