村 百年文庫

黒島伝治

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784591121719
ISBN 10 : 4591121712
フォーマット
出版社
発行年月
2011年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19cm,149p

内容詳細

日本と世界の文豪による名短篇を、漢字1文字の趣に合わせて1冊に編むアンソロジー。本書は、黒島伝治の「電報」「豚群」をはじめ、葛西善蔵「馬糞石」など、濃密な人間関係が浮き彫りになる4編を収録。

【著者紹介】
黒島伝治 : 1898‐1943。香川県小豆島生まれ。早稲田大学入学後、シベリアに出兵。帰還後はプロレタリア文学運動に参加、農民小説や反戦小説で作家の地位を確立した

葛西善蔵 : 1887‐1928。いくつもの職を転々とした後、徳田秋声に師事。1918年の『子をつれて』で注目を浴びる。貧窮と病苦にさいなまれながら、破滅型の自虐的な私小説を執筆した

杉浦明平 : 1913‐2001。愛知県生まれ。10代で「アララギ」に入会。戦後は郷里の渥美半島に居を定めて、『ノリソダ騒動記』などの記録文学を執筆。ルネッサンス研究の分野でも活躍した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 臨床心理士 いるかくん さん

    3人の作家の作品から成るアンソロジー。村に生きているからといってすべての人が善人のはずは無い。都会に住む人々と同じように。

  • マッキー さん

    田舎ならではの閉鎖性とか、陰湿なものが感じられる短編集だった。噂、悪口、貧困、騙しあい、詐欺・・・。濃い内容です。

  • TSUBASA さん

    百姓のせがれが受験をするという噂が広まる。子供には偉くなって貧乏から逃れて欲しいと思う親だったが、村人の嫌味はお構いなしなのであった。黒島伝治『電報』他一編。三造が飼っていた馬が死に、腹の中から石が出て来た。一度は石を獣医に渡すが、値打ちものだと聴き、取り戻そうと奔走する。葛西善蔵『馬糞石』。汚職、詐欺などで村の金を巻き上げる次郎の悪党ぶりを描く、杉浦明平『泥芝居』収録。村という狭い社会の中ではわずかな情報を、道徳観なぞ脇において上手く利用出来るものが成り上がるわけですな。そりゃどの世界でも変わらないか。

  • くるみ さん

    テーマタイトル見て、三人の作家名を見て読む前から「あーもうこれ絶対気分がどんよりなるやつやん…」と苦い笑いが出る。プロレタリア文学好きじゃないのよ。でも、ああいやだなぁと思いながらも黒島伝治の作品はついつい読んでしまう。この、村の、田舎の、閉塞感というか排他的なところというか、お互いがお互いをじっとり陰から見ているような土着の雰囲気、学がないための悲しさ、もう嫌だ〜。母方の田舎がこんな感じで本当にもういや、あの隣組みたいななかには絶対に組み込まれたくない。都会の無関心の方がまだいい。

  • 浦井 さん

    黒島伝治『電報』『豚群』、葛西善蔵『馬糞石』、杉浦民平『泥芝居』。葛西目当てで読んだがどれも良かった。小さな共同体のなかだからこそ他人の上に立とうと足を引っ張ったりずる賢く金に執着したりする。『泥芝居』で、自ら担当者になって自分の土地に道路を通して儲けようとする生々しいやり口が強烈。あくどく儲けても地獄に堕ちるとか、正直者こそが本当の幸せを手に入れるとか、昔話はそういうものが多いけれど、そうでも思わないと救いがないからではと思ってしまった。

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人物・団体紹介

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黒島伝治

1898・12・12〜1943・10・17。小説家。香川県小豆島生まれ。地元の醤油会社に勤めた後、上京。1919年早稲田大学高等予科に入学するも、同年に徴兵されてシベリア出兵にも従軍、22年兵役免除まで日記をつける。25年同郷の壷井繁治の尽力で小説を発表し始め、翌年日本プロレタリア芸術連盟の「文芸戦

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