怪談撲滅委員会 死人に口無し 角川ホラー文庫

黒史郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041021934
ISBN 10 : 4041021936
フォーマット
出版社
発行年月
2015年04月
日本
追加情報
:
274p;15

内容詳細

深夜の学校で行われる葬式をぶっ壊せ! 前代未聞の学園ホラー!
怖い物知らずの雲英と、臆病な澪の凸凹コンビの次なる撲滅目標は、敵対する怪談推進委員会が怪談同士を融合させた強力な集合体怪談【深夜零時の霊柩車】。消却するには、深夜の葬式を滅茶苦茶にするのみ!?

【著者紹介】
黒史郎 : 1974年生まれ。2006年「夜は一緒に散歩しよ」で第1回『幽』怪談文学賞長編部門大賞を受賞し、注目を浴びる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • sin さん

    禁断の怪談コメディー:)どうやらこの学校にはもとの3校から受け継いだ3×7=21の怪談のみならず全国の怪談が顕現するようだ。彼女が無理矢理参加させられた“撲滅”も敵対する“推進”も双方とも違った意味で怪談の元となった怪異を歪曲していることに変わりはないのだがその攻防が楽しい巻でした。怪談が怖い彼女がそのもととなる原型を掘り起こして解決する「三人桜」が物語としてはよくできていてこれだけを取り出して真面目に書き起こせば…なんて思ったりも、そんな怪談おもちゃ箱みたいなところも楽しめます。

  • よっち さん

    澪と雲英が加入した怪談撲滅委員会と、富田林さんや密かに生徒や先生たちを多数会員として擁する怪談推進委員会がついに真っ向から対決するシリーズ第二弾。今回澪の叔父としてカタリさんが上司役で登場。怪談を撲滅する手段が相変わらず斜め上だったりもしましたが、両組織に翻弄されて動けば動くほど空回りして面白いことになっていく澪は、文句を言いながらも撲滅委員会の一員として今回頑張っちゃった感じですね(苦笑)お母さんも心配してるのにアクションすればするほど澪にとって逆効果なのが切ないw 続きあるならまた読んでみたいですね。

  • miroku さん

    前作ほどのインパクトなし。ただ「ミチヲ」シリーズと緩やかにリンクしているのが嬉しい。

  • Mie Tange さん

    恐怖と笑い満載の学園ホラー! たくさんの怪談が出てきて… それをハチャメチャな作戦でやっつける(笑) 主人公がだいぶ強くなってきたなと思うが もうここらへんで満足な気もする。

  • シュエパイ さん

    桜の木の下で眠る3人には申し訳ないのですが、私もあの展開にはドキドキで眼が離せませんでしたよ!『三人はプリキュア』もみたかった(笑) コングロマリットな怪談が襲い来るなか、彼女の対処は、なんだか優しくていいなぁ。あのラップを歌うとこもみたかったぁ。ノリツッコミがうまい上に、いまわの際の言葉が『これにてドロン』とか、お母さんとは違うベクトルで新しいヒロインだ♪ヽ(´▽`)/ にしても、親子2代で犬洗いとはなぁ

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黒史郎

小説家。おもにホラー系。妖怪や怪談などのテーマが多い。アニメやゲーム、映画関係の仕事もしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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