ドーダの人、西郷隆盛 中公文庫

鹿島茂

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784122066366
ISBN 10 : 4122066360
フォーマット
出版社
発行年月
2018年09月
日本
追加情報
:
476p;16

内容詳細

その明治維新、ちょっと待った!水戸学から高杉晋作、西郷隆盛、中江兆民、頭山満はたまた昭和陸軍まで。複雑怪奇な日本近代史の疑問の数々を、たった一つの理論ですべて解明。歴史を動かすのは、正義でも理念でもない。人間の自己愛なのだ!

目次 : ドーダ学とは何か?/ 水戸学―ドーダの夜明け/ 高杉晋作―水戸光圀の子供たち/ 西郷隆盛―陰ドーダの誕生/ 中江兆民―外ドーダの登場/ 頭山満―内ドーダへの転換/ 特別対談「ドーダ理論こそ、最強の歴史分析ツールだ」(片山杜秀×鹿島茂)

【著者紹介】
鹿島茂 : 1949(昭和24)年、横浜に生まれる。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。現在、明治大学国際日本学部教授。専門は、19世紀フランスの社会生活と文学。91年『馬車が買いたい!』でサントリー学芸賞、96年『子供より古書が大事と思いたい』で講談社エッセイ賞、99年『愛書狂』でゲスナー賞、2000年『職業別パリ風俗』で読売文学賞、04年『成功する読書日記』で毎日書評賞を受賞。膨大な古書コレクションを有し、東京都港区に書斎スタジオ「NOEMA images STUDIO」を開設。書評アーカイブWEBサイト「All REVIEWS」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • tonpie さん

    明治維新という革命期。「ドーダすごいだろ、参ったか」という「自己愛の噴出」のために生きた人々(英雄たちとしか適切な言葉が思いつかない)を、とことん解説・分析・批評した本。個人の「情念」というか「心の性癖」が歴史を動かす、そのメカニズムを鮮やかに描いていると思う。司馬遼太郎「竜馬がゆく」(大昔に読んだ)の中で、坂本竜馬が西郷に会った後、勝海舟に問われて「大きな鐘のような人。小さく叩けばそれなりだが、正面から大きく叩けば凄いことになりそうだ」と返した話はまるで謎々のようだった。↓

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

鹿島茂

1949年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。明治大学名誉教授。19世紀フランスの社会・小説が専門。『馬車が買いたい!』(サントリー学芸賞、白水社)など著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

哲学・歴史・宗教 に関連する商品情報

おすすめの商品