日本海軍失敗の研究

鳥巣建之助

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167401023
ISBN 10 : 4167401029
フォーマット
出版社
発行年月
1993年02月
日本
追加情報
:
315p;16

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • 愛 飢男 さん

    来月15日で戦後70年。それに合わせて読んだわけでもない。日本史、特に現代史なんて高校時代さらっと学んだだけでこの本の感想なんておこがましい気がする。私の知らない事が多過ぎる。しかし、司馬遼太郎さんの日本がまともな国だったのは日露戦争までだった、という指摘は的を得てると思う。日露戦争から開戦の12月8日までの軌跡を具体例を示し淡々と述べているが着眼点は非常に的確。高校の授業は現代史から教えるべきという自分の思いを再認識させてくれた本。

  • アメヲトコ さん

    単行本1990年刊。著者は元海軍参謀とあって、海軍内にいた人間がその組織的な欠陥を指摘した内容を期待して手に取ったのですが、読んでみると基本的に司馬史観にのっとっての陸軍悪玉論という感じで、看板に偽りありの内容でした。

  • しんさん さん

    著者の経歴を知りたく別の本(日本海軍400時間の証言)を読み返してみると、戦後の「海軍反省会」で、過去を悔い上層部を激しく批判していた方だったと知る。組織内の分断、ものいえぬ空気が悲劇を生み出す。

  • アンゴ さん

    ★★★★☆日露戦争終結後から続く時代の中、なぜ日米開戦に至ったのか、戦争を止めることはできなかったのか、という視点でその時々の指導者層を冷徹に評価し、同じ過ちを犯させないために、何が必要だったかを考察する。筆者は戦時中「近視眼的最高統率部に無益に消耗」させらた潜水艦部隊勤務の渦中にあり、戦略の失敗を研究するうちに、全海軍の、引いては国の指導者の無能に行きつきまとめた。短編ながら濃縮して重要な視点を外さず、自組織を庇うことなく斬る。余談ながら田中義一の言動が先の首相と見事に被ってしまい不安増幅。

  • 半木 糺 さん

    戦略・戦術面における海軍の失敗を追求する本かと思っていると、そうではなかった。日本陸軍の暴走を止められなかった海軍首脳部と政治への批判が主な記述内容である。

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鳥巣建之助

明治41年、福岡県生まれ。修猷館を経て、昭和5年、海軍兵学校(58期)卒。水雷学校高等科、潜水学校乙種、甲種などを修了し、戦争前半、呂65潜、伊165潜両艦長、第11潜水戦隊参謀を歴任。昭和19年、海大甲種学生を経て第6艦隊参謀となる。戦争末期には回天特攻作戦担当参謀を務めた(本データはこの書籍が刊

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