ぺるそな

鬼海弘雄

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784794214508
ISBN 10 : 4794214502
フォーマット
出版社
発行年月
2005年10月
日本
追加情報
:
21cm,236p

内容詳細

第23回土門拳賞、2004年日本写真協会賞年度賞受賞作「PERSONA」の普及版。30年に渡って撮り続けられた市井の人々のポートレート写真集に、新たな作品49点とエッセイを加えた新構成で贈る。

【著者紹介】
鬼海弘雄 : 1945年山形県寒河江市生まれ。1978年法政大学文学部哲学科卒業。写真集に1987年『王たちの肖像』矢立出版、1988年日本写真協会新人賞・第13回伊奈信男賞受賞。1992年『INDIA』みすず書房、「写真の会」賞受賞。2001年『しあわせ:インド大地の子供たち』福音館書店、第2回さがみはら写真賞受賞。2003年『PERSONA』草思社、第23回土門拳賞、2004年日本写真協会賞年度賞受賞ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 春が来た さん

    モノクロの写真に一言添えられているだけなのに、そこに写る人の色彩ある生活を勝手に想像してしまう。たった一瞬で、時の流れまで写されている。一瞬の表情に、微笑ましかったり吹き出したりしながらも、なんかこうぐっとくるものがあるのは、一枚の(人により二枚の)写真に人生そのものが凝縮されているようだからなのだろうか。一枚一枚の磁力がすごくて、どんな人生でも素晴らしいと感じる。人生って素晴らしい☆

  • Maki さん

    靴を脱いであがる本屋さんで出逢った。なにげなくページを開く。えっ?ってなった。笑いが込み上げて、隣で本を読む友人に(このひとには通じると確信をもちながら)手渡す。ぷくく…。ふぐぐ…。くっくっ…。静かな本屋で堪えた笑いが余計に可笑しさを誘う。店主さんは「なんか楽しそうですね」と言ってくれた。そっと表紙を見せると「その本でしょ〜その本いいでしょ〜」と。三人で笑いながら人間って素晴らしいね、人間の凄みをみた、生きる力をもらえるね、と笑いながら話し購入した。この一連の出来事をまるごとふくめて大切な一冊になった。

  • たまきら さん

    あまりに写真集が良かったので、写真家のコメントも入っている書籍を探してみました。すっごく面白いです。人間という動物、その不思議な多様性を浅草という東京屈指の魔法の町で観察する…ぞくぞくきます!

  • ぺんぐぃん さん

    まるで一本釣りをするように、浅草の境内で人のポートレートを撮り続けた本。挟み込まれているエッセイも素敵。どの人の顔も味わい深い。時間もその写真の中で凍結されているように見える。

  • pon さん

    『いしいしんじの本』に何度もこの写真集のことが出てくるので絶対読もうと思い古本屋へ行ったら一軒目で見つかって四次元へうっちゃられた。

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人物・団体紹介

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鬼海弘雄

1945年、山形県生まれ。写真家。人間の内奥を写し撮る作品の数々が、日本にとどまらず世界各国で大きな称賛を得ている。代表作に、市井の人々の姿を写した『PERSONA』(草思社、土門拳賞)など

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