失われたものを数えて 書物愛憎 河出ブックス

高田里恵子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309624266
ISBN 10 : 430962426X
フォーマット
出版社
発行年月
2011年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
240

内容詳細

文学と書物の世界にかつてあって、今は失われてしまったものを数えあげながら、近代日本の来し方を振りかえる…。痛快でありながらもどこかほろ苦い、心優しき読書家たちへのレクイエム。

【著者紹介】
高田里恵子 : 1958年、神奈川県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。現在、桃山学院大学経営学部教授。専門はドイツ近代文学、日本におけるドイツ文学研究とドイツ文学受容の歴史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • harass さん

    著者の専門であるドイツ文学を中心に日本の教養主義やそれらの衰退を諦観と皮肉を込めて語る。いつもよりも主張が読み取りにくいが、豊富な引用があり興味深いものばかりだ。「ドイツ文学の衰退と言いましたが、それが日本において栄えたことなど、一度もありませんでした。そもそもドイツ文学の翻訳自体もそう読まれたことはなかったと、ドイツ文学受容史を扱った論考にはたいてい記されています。いい加減にしろ、とここでわれながら思う。栄えていたのか、読まれていたのかいないのか。実はこの微妙に中途半端な感じが重要なのです」

  • ちいくま さん

    文章(おそらく文字の大きさとか書体とかも含めて)が読みやすく、なんとか読み通せました。文学研究周辺の歴史から現状等、無学なワタシでも「なるほどねぇ…」と文脈を追っていけたので。ヨーロッパに憧れた田舎の子供、少年少女世界の文学全集を配本順に読んでいった、まさしくあのころの自分だー、と、本編からズレた思い出に浸ってしまいました。

  • くさてる さん

    翻訳文学の世界を取り巻いてきた様々な人々、過去の歴史をひも解きながら、それらの意味してきたものや立ち位置から浮かび上がってくる、今は失われようとしているものについて語った内容。正直しっかり内容を把握したとは言い難い。けれど、読み進まずにはいられない著者の独特の視点と歴史の切り口が面白かった。そして、文学と若者の死の関係を考えるうち、最後にたどりついたひとことが、たまらなくせつなく重い。文学が人々に与える幸福の意味が、胸に響きました。

  • Koumei さん

    文学部の現状がわかる。 研究者史を通して、研究対象ではなく、研究手法により分かれ、衰退していった文学研究の歴史が浮き彫りとなっている。 一見ふざけているようにみえて、そこらへんの研究書よりも大真面目で、文学に対して真摯に向き合った結果辿り着いたであろう著者の着眼点は卓越している。

  • kokada_jnet さん

    この題名から読書についての私的エッセイなのかと思ったら。またも、「文学部をめぐる病い」「グロテスクな教養」の変奏曲的な、あいかわらずの高田節。面白かったけれど、「理系男子」についての章がピンとこなかった。

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