さよなら、カルト村。思春期から村を出るまで

高田かや

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163905952
ISBN 10 : 4163905952
フォーマット
出版社
発行年月
2017年01月
日本
追加情報
:
141p;21

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読書メーターレビュー

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  • yoshida さん

    カルト村とは何か。「所有のない社会」の実現を目指す特異なコミューン。コミューンに参加する際に全財産はコミューンへ寄付。生活が保証されるが農業等で365日働く。カルト村で育った著者の13歳から19歳までの日々。義務教育の軽視、中卒で村で学ぶ。本部と支部との物量と設備のギャップ。村内での結婚の違和感。そして村に残ると言わせるMTGとカルトだなと思う。村に変化が起きるのは1995年のオウムのサリン事件。200億円の脱税。時代により是正される村。村の子供に対する責任は重い。村の価値観の刷り込みは許されないと思う。

  • @com さん

    色んな人生があるんだな・・・その中でも かやさんは強く生きて 幸せそうで良かったです。

  • ままこ さん

    カルト村続編。この村ではみ出しものだったかやさんの中等部から村を出て行くまでが描かれている。ほんわかした絵と語りが飄々として一見ほのぼの風だが、やっぱり村の実情は理不尽で異様なことが多い。個別ミーティングは意味不明で恐怖。村の子は学校の図書館は禁止というのも酷い。担任の先生が本に関して手助けしてくれて良かった。自分の意思で一般社会に出れて、この作品を描くきっかけをくれた適度なツッコミを入れてくれるおおらかな旦那さんにも出会えて良かった。

  • 羽衣 空 さん

    続編。高等部って勉強しないんですね。365日労働って驚愕の世界です。それとご主人との出会いのきっかけが出会い系サイトにも驚愕!ほんと、出会ったのが良い人で良かったね。

  • 美登利 さん

    小学生時代の空腹と重労働と体罰の多かった日々から比べたら、夢のような中等部、高等部時代。お金を触る経験はほとんどなく、中等部(中学)の修学旅行で大金を手にして戸惑いながらも嬉しさに溢れたかやさん。村の生活も本部に移ると他の地域との差が激しく割と自由で、あの幼い頃の厳しさは何だったのだ。段々と村の生活、考え方に疑問を持ち始め様々なことを経験しつつ、村を出たかやさんとご両親。どんな思いでこの村の生活を選んだのか?ご両親に聞きたい。染み込んだ村の生活と一般との差を旦那さんが少しずつ埋めてくれている感じですね。

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人物・団体紹介

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高田かや

生まれてから19歳まで、カルト村(農業を基盤としたコミューン)で共同生活を送る。村を出てから一般社会で知り合った男性と結婚。村での実体験を回想して描いた作品を「クレアコミックエッセイルーム」に投稿したことがきっかけでデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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