本の声を聴け ブックディレクター幅允孝の仕事

高瀬毅

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163760308
ISBN 10 : 416376030X
フォーマット
出版社
発行年月
2013年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
高瀬毅 ,  
追加情報
:
20

内容詳細

彼が本を並べると、本棚が輝き始める。―病院、美容室、レストラン、ブティック。さまざまな業種から選書の依頼が殺到する、日本で唯一のブックディレクター、幅允孝。その活動のすべてを徹底取材。

目次 : 第1章 本のある風景―本棚のある病院、美容院、銀行/ 第2章 幸福なアクシデント―大学、レストランからのオファー/ 第3章 風通しのよい本棚―新しいブックストアのかたち/ 第4章 ブックディレクターの誕生―ロスジェネ世代の新しい価値観/ 第5章 ブックディレクションの極意―世界観を提示する/ 第6章 落差のデザイン―雑貨と本を一緒に売る/ 第7章 BACHの仕事―チームでつくる本棚/ 第8章 企業を変える本の力―ギャル系コンテンツ、遊戯機、デパート/ 第9章 本と人が交わるところ―電子書籍と紙の将来

【著者紹介】
高瀬毅 : 1955年、長崎市生まれ。明治大学政治経済学部卒業。ニッポン放送記者、出版社勤務を経てジャーナリスト、ノンフィクションライター。著書に『ナガサキ 消えたもう一つの「原爆ドーム」』(平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞)など。ラジオ、テレビのコメンテーターやナビゲーターも務め、新聞、雑誌でコラムや書評を担当。人物ルポも多数。「酒飲み読書会」も主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • mitei さん

    ブックディレクターという仕事を初めて知った。本好きにとっては面白い職業だなと思ったが本屋だったら売り上げにも関わるし、病院だったら患者の健康にも関わるし本当にセンスが大事だとも感じた。最後の電子書籍の話は古かったけど、SONYはここでも残念な事になってるな。

  • masa さん

    書店巡りがお好きな方は是非、手に取って頂きたい本です!有名書店に限らず病院・美容室・銀行・大学などのオファーを受けて魅力的な本棚づくりを手掛けるブックディレクター幅さんのルポ。彼の仕事の素晴らしさは、普通の書店では決して組み合わすことのない本同士を巧みに配置して、イメージする世界観を演出することで、訪れた人の内面に眠っている好奇心を刺激し続けることだ。巻末には手掛けた仕事の一覧が載っているので是非訪れてみたい♪「情熱大陸」でも紹介されていますので興味ある方はYouTubeをポチ!1582

  • アッキ@道央民 さん

    ブックディレクター?何の事だろう・・・。耳馴染みの無い言葉でしたが、依頼されるクライアントの求めに応じて本棚をデザインしていく仕事。従来の単なるジャンル別、文庫・単行本別という区切りでは無く、一見関連無さそうな本を並べてその本を引き立たせたり、なるほど〜確かに従来型の書店などでは巡り合えない本に出合う事が出来るかも。本離れが叫ばれ次々に町の書店が姿を消している時代、逆に本が出て行けば良いという幅充孝さんの発想も面白い。まさしく本や本棚を輝かせるクリエイター。彼により一人でも本と出会える人が増えると良いな。

  • けんとまん1007 さん

    こんな仕事があるなんて・・・と思う一方で、あって不思議ではないよなとも思う。ただ、かなりハードルの高い仕事でもあるとも。本が好きであることは言うまでもなく、タイトルにある通り、本の声を聴けないと務まらない。そうであるためには、並はずれた本への愛情と思い、そして、読書量が基礎体力で、その上に整理し組み立てる力が必要だ。本おいうものの位置づけをどう置くのかで、がらりと変わるとも思う。デジタルではなく、アナログならではの世界もある。

  • ナミのママ さん

    ここ数年、美術館や空港駅構内でうん?と思っていた、本と商品のコラボのお店があります。なるほど!この方のお仕事で、これが「ブックディレクター」なるものだったのですか。ただ、個人的には古い人間なので、あまり居心地がよく感じません。「本を読むことも好きだけど、読んだ本について会話したりコミュニケーションを図ることが楽しい」とおっしゃる幅さん。「読後の世界は他人にのぞかれたくない秘密の世界」と思う私との違いを感じます。自由な発想で都会的なお店を創りだしていく感性は素晴らしいし、本を通して選択肢が広がるのは素敵です

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