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津田梅子 女子教育を拓く 岩波ジュニア新書

高橋裕子

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784005009589
ISBN 10 : 4005009581
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

1871年、使節団とともに、女子留学生の一員として渡米した津田梅子は、11年間かの地で教育を受け帰国。その成果を日本の女性のために役立てたいと願うが…。日本の女子教育のパイオニアであり、シスターフッドを体現した津田梅子の足跡を、その内面や思索にも迫りつつ、最新の研究成果・豊富な資料をもとに解説する1冊。

目次 : 序章 「この塾は女子に専門教育を与える最初の学校であります」/ 1章 アメリカへ/ 2章 「家庭生活」を学ぶ/ 3章 帰国/ 4章 再びアメリカへ/ 5章 希望に向かって/ 6章 夢の前進―学校設立へ/ 終章 「不思議な運命」を生きて―梅子が切り拓いたこと

【著者紹介】
〓橋裕子 : 1980年、津田塾大学学芸学部英文学科卒業。米国カンザス大学大学院歴史学研究科修士課程修了、筑波大学大学院地域研究研究科修士課程修了、カンザス大学大学院教育学研究科博士課程修了(Ph.D.)。桜美林大学専任講師、同助教授を経て、1997年から津田塾大学助教授、2004年から同教授、2016年より同学長。著書に『津田梅子の社会史』(玉川大学出版部、2002年、アメリカ学会清水博賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • けろり

    何事も、今当たり前となっていること、なりつつあることの始まりには先駆者、開拓者がいる。その事を改めて気付かされました。今享受しているもの、過去に享受したもの、それらの大切さ貴重さを私達は忘れてはいけないのだと思います。同じことは出来なくても、意志を繋いでいくことはできる。そんな風に感じさせてくれる一冊でした。

  • にいたけ

    津田梅子の概略を学んだ。とてもわかりやすい本。女性が仕事を持つのが難しい時代につける仕事は教師しか無かった。学校をつくるには資金が必要、資金集めも含めたところから始め、成し遂げてしまったところが凄い。キリスト教団体の助けがあってのことだと思う。これらの偉業をLGBTに結びつけるのはちょっとなぁ🤔

  • kitten

    図書館本。岩波ジュニア新書。今度、五千円札になる津田梅子は、他の本で色々出てくるのを読んだけれども、この人メインの本は読んでいなかったので。なるほど、シスターフッドという考え方は、この時代のアメリカなら当然なのかな。柚木さんの「らんたん」にもでてきたし。女性教育者は、結婚してはいけない時代、というか結婚できなかったんだろう。他の作品からは、非常に厳しい先生のイメージだったけど、実際もそうだったんだと思う。ヘレン・ケラー、サリバン先生や、ナイチンゲールにまで会っていて、大きな影響を受けている。

  • ジュンジュン

    多くを得た者は、それを社会に還元しなければならない(=ノブレスオブリージュ)。官費留学生として6才で渡米、11年間アメリカで教育を受けた彼女は、その成果を日本女性のために役立てようと動き出す…。ふと表紙が目に留まる。木漏れ日を背景に、まっすぐ前を見つめる3人の女性は、捨松、繁子、梅子。読み終えた今なら分かる。素敵なイラストだ。

  • みさと

    梅子の志を継ぐ津田塾大学学長が語る。誰も歩んだことがない道を切り拓き続けたパイオニアにして、次へ続く者のために道を備えた津田梅子。女性は嫁になり良妻賢母になることだけがアプリオリとして定められていた時代に、女性が男性と対等な自立した個人となり、広く世界で活躍する市民へと成長することを願い、そのビジョンを実現するため教育を通して“all-round women“を全身全霊で育成しようとした。岩盤のようなジェンダーギャップの壁や無意識のバイアスを、海外で異なる価値観を学ぶことによって超えていった。かっこいい。

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