ディス・イズ・アメリカ「トランプ時代」のポップミュージック

高橋芳朗

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784905158790
ISBN 10 : 4905158796
フォーマット
出版社
発行年月
2020年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
270p;19

内容詳細

TBSラジオで放送されたポップミュージック解説を厳選して書籍化!

Black Lives Matterとヒップホップ、LGBTQ解放運動とグラミー賞、#MeTooムーブメントとアーティストのアクティビズム……音楽ジャーナリスト・高橋芳朗が「トランプ時代」のポップミュージックに込められたメッセージとその社会的な背景を解説。

アメリカのポップミュージックがなぜあれほど「強い」のか、その理由がよーくわかる名解説集! 読めば音楽がもっと好きになる。
ライムスター宇多丸

音楽は、支配される者たちの誇りを守る盾であり、不躾な攻撃を蹴散らす剣だ。「いま我々が生きている時代を反映させることは、アーティストの責務である」というニーナ・シモンの言葉が忘れられない。
ジェーン・スー

音楽と社会が、いかに響き合ってきたのか。これを理解すれば、あのミュージシャンがすごい理由も、炎上する理由も分かってしまう。ああ、高校時代に読みたかった!
荻上チキ

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もくじ

はじめに

Same Love〜すべてが平等の愛
LGBTQの権利を求める歌
2014年/第56回グラミー賞授賞式

Black Lives Matter
継承される黒人差別との闘い
2015年/第57回グラミー賞授賞式

コンプトンで羽化した希望
ケンドリック・ラマーが伝えたいこと
ケンドリック・ラマー『To Pimp a Butterfly』

現代アメリカに改めて問う
衝撃の「エメット・ティル事件」
白人アーティストが歌うBlack Lives Matter

若く、才能に恵まれ、黒人として生きていく
「新しい公民権運動」のプロテストソング
ヒップホップ世代のBlack Lives Matter

なにが変わって、なにが変わっていないのか
公民権運動とBlack Lives Matter
1968年と2015年のプロテストソング

トランプ、ヒラリー、サンダース
大統領候補のキャンペーンソング
2016年アメリカ大統領選挙

ケンドリック・ラマー歴史的名演の光と影
問題視される黒人アーティストへの冷遇
2016年/第58回グラミー賞授賞式

Love Trumps Hate〜愛は憎しみに勝る
「打倒トランプ」を掲げたアーティスト
アメリカ大統領選、トランプが勝利1

これからの4年間、徹底的に闘う
トランプ当選後のアーティストの反応
アメリカ大統領選、トランプが勝利2

さぁ、いまこそフォーメーションを組もう
全米を揺るがしたビヨンセの宣戦布告
ビヨンセ「Formation」

「この賞を受け取ることはできません」
ついに爆発したグラミー賞への不信感
2017年/第59回グラミー賞授賞式

就任式出演と引き換えに出した条件とは?
史上最もショッキングな歌「奇妙な果実」
ドナルド・トランプ大統領就任式

掲げられた「チェンジ」のゆくえ
ラッパーが綴ったオバマ大統領の8年間
バラク・オバマ大統領任期満了

「#MeToo」ムーブメントの台頭と新たに噴出した課題
「グラミーは男だらけ」
2018年/第60回グラミー賞授賞式

数々の悲劇を乗り越えて歌い上げた
新時代のエンパワメントアンセム
アリアナ・グランデ「thank u, next」

次世代ポップクイーン
アリアナ・グランデの真実
アクティビストとしてのアリアナ・グランデ

グラミーは生まれ変わった?
問われる「多様性と包括性」
2019年/第61回グラミー賞授賞式

アメリカ文化のターニングポイント
ビヨンセがコーチェラで表現したこと
ドキュメンタリー『Homecoming: A Film by Beyonce』

私たちの誇りを示そう
テイラー・スウィフト、勇気の決断
テイラー・スウィフト「You Need to Calm Down」

全米チャート最長1位記録更新
「黒人カウボーイ」が突き進んだ道の先
リル・ナズ・X「Old Town Road」

なぜルールが変えられないのかわからない
アメリカ銃社会に抗議するメッセージソング
エルパソ/デイトン銃乱射事件

美しさの価値や基準は自分で決める
リゾが提唱するボディポジティブ運動
リゾ「Truth Hurts」

ビリー・アイリッシュの主要4部門制覇と
レコーディング・アカデミーの内紛勃発
2020年/第62回グラミー賞授賞式

ビリー・アイリッシュと兄フィネアス
スピーチに秘められた5つのストーリー
グラミー賞授賞式のビリー・アイリッシュ

混迷するアメリカに帰ってきた
不屈のカントリーバンド
ザ・チックス「March March」

I Can't Breathe〜もう息がつまりそう
2020年のBlack Lives Matterを聴く
ジョージ・フロイド殺害事件

PLAYLIST

おわりに

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主な登場アーティスト
テイラー・スウィフト、ビリー・アイリッシュ、アリアナ・グランデ、ビヨンセ、ケンドリック・ラマー、マドンナ、ブルース・スプリングスティーン、ジェイ・Z、リゾ、リル・ナズ・X、ザ・チックス、ケイティ・ペリー、カーディ・B、デュア・リパ、ニール・ヤング ほか多数

【著者紹介】
高橋芳朗 : 1969年生まれ。東京都港区出身。音楽雑誌の編集者を経てフリーの音楽ジャーナリスト/選曲家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • レンコン餅 さん

    日本と比べてアメリカは、自由に発言が出来てそれを作品に消化させる。人気の曲があるのには、曲調もだけど、歌詞にもしっかり意味がある。それを知る事でアメリカの変化を感じる。BLMについての理解度が高まったので、良い本だった。

  • c.nemo さん

    この本はいい!グラミー賞を軸に、そこにノミネートされたアーティストらの発言や曲がどんな意味を持つのか、アメリカの時事に照らして解説してくれる。女性やLGBTQへの差別、BLM運動の系譜など、読んでて勉強になった。また政治的発言も厭わない個々のアーティストたちの権力や偏見に立ち向かうハートの強さも感じた。

  • arml2997 さん

    今日この日に読了出来たことに意味がある。 ここ数年の音楽的空白(全然聴いてない日々)を埋める大きな助けにもなる一冊に。 プレイリストを作りながら/聴きながら読み進めていく読書体験。 それでも読後感に苦味が残るのは、現在進行形な諸問題の根深さ故。 聴いて観て読んで考えること。 心掛けていかねば。

  • TMHR ODR さん

    いつもラジオで聴いてまーす。が、コレだけ2010's後半から正に今に至るまで時系列で一線のポップミュージシャンたちが何を言い何を歌ってきたかを纏めてもらうと、アメリカ国内に限らず世界の今の文脈が分かり、お硬いニュースを読むのとはまた違うニュアンスが分かる。コレを読んでる合間にもIce CubeやLi'l Wayneがトランプ支持を表明し、まだまだ波乱波乱は続いてる。読もうか迷ってる人は今すぐ読むべし。★×4。

  • okachimen さん

    ラジオで聴いた時も感動したアリアナグランデ「thank u, next」のエピソード。こちらの本でも目頭が熱くなった。テイラースウィフトが政治的、社会的なメッセージを表明するまでの流れや、リルナズXがヒップホップチャートとカントリーチャートの両方にこだわり、ランクインしている最中にカミングアウトするに至るエピソードも、やっぱり心が動かされた。曲の魅力の中に、歌う人の魅力というのはある程度の割合で入っていると思ってて、こうしたエピソードを知った後に、改めてその曲を聴くと、前よりももっと好きになる。

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