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日本人が知っておくべき 自衛隊と国防のこと

高橋杉雄

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784777830527
ISBN 10 : 4777830527
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

中国やロシアの脅威、台湾有事というリスク、北朝鮮による弾道ミサイル発射…「日本が戦争に巻き込まれる日」は果たして来るのか?今こそ知っておきたい自衛隊の現在とこれからを防衛研究所室長高橋杉雄が語り尽くす!

目次 : 第1章 日本を取り巻く「世界で最も厳しい」安全保障環境(世界でも類を見ない厳しい現実 日本周辺の安全保障リスク/ 対中戦略の変化 中国との戦略的競争 ほか)/ 第2章 日本を脅かすシナリオとは(陸海空だけが戦場ではない 戦争は戦う前から始まっている/ 東シナ海をめぐる武力衝突の危機 既成事実を先行させる中国の戦略とは? ほか)/ 第3章 日本を守り抜く方法(防衛力はどうやって作られる?未来に必要な兵力を導き出す戦略文書/ 国際情勢の悪化と周辺国の脅威 新たに生まれ変化する防衛の考え方 ほか)/ 第4章 大きく変わりつつある日本の自衛隊(機動運用と地域防衛の2本柱 主戦場は「南西重視」への転換/ 地上戦闘の要となる戦車 離島防衛でも重要な役割 ほか)

【著者紹介】
高橋杉雄 : 防衛省のシンクタンクである防衛研究所防衛政策研究室長。早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了。専門は国際安全保障、現代軍事戦略論、核抑止論、日米関係論。日本の防衛政策を中心に研究・発信する、我が国きっての第一人者。ウクライナ戦争勃発以降、テレビをはじめとした様々なメディアで日々解説を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 榊原 香織

    今更だけど、日本の位置って微妙 台湾有事、半島有事、ロシア・・2023・7刊

  • kan

    防衛費の増額に加え、台湾有事、半島有事、ロシアや中国等周辺国の動向や関係性から勉強の必要性を感じて読んだ。想定シナリオへの対応、日米同盟の基本的な解説、自衛隊の動向など非常に分かりやすく入門的な解説で読みやすかった。核シェアリングにおける核使用決定権について理解していなかったと気付かされた。表層的な理解から感情的な議論にならぬよう、正しく理解し意見を持つことが民主主義国家の大前提だと感じた。

  • 23年7月。22年12月の戦略3文書策定を受けてのサポートという感も。右も左も関係なく安全保障や国防に関する知識は持つべき。図表も多くわかりやすい解説に努めている■金正日の時はミサイル発射実験に失敗すると責任者は処罰されていたが、金正恩は失敗は成功の糧との姿勢に変化したとか■米国は大きな戦争の抑止にしばしば失敗している■日中間のEEZ、排他的経済水域の境界線は未画定■台湾有事に日本が関わるかどうかを決めるのは日本自身ではなく、実は中国。在日米軍基地は日本の領土であり、在日米軍に対する攻撃は日本に対する攻撃

  • ロビン

    台湾有事が叫ばれるようになり、軍事リテラシーを身に着ける必要を感じ一読した。著者は防衛省シンクタンクの防衛政策研究室長という肩書であり、当然だが本書の内容も政府の取っている国防政策に則ったものだ。現在の日本を取り巻く厳しい安全保障環境についての解説、台湾有事・半島有事を想定した軍略、戦車や戦闘機等の自衛隊陸海空の保有する兵器のことなどが書かれている。ただ、日米安保がこれからどうなるかや、兵站面ー日本の低すぎる食料自給率についてや、目下再稼働を進めている原発へのミサイル攻撃の防備についての言及は全くなし。

  • クマシカ

    ウクライナにロシアが攻め込むという世界的非常事態をきっかけに一般の日本人も危機感を強くした一年半。専門家がテレビで客観的なデータを示し議論できるようになり、とても勉強になった。防衛費や敵基地攻撃能力など、用語だけがひとり歩きし過剰反応する人もいるが、現実を見なければならない。もちろん武器も兵士も必要ないならない方がいいだろうけど、環境がそれを許さないから。弾薬や飛行機を買うだけじゃ間に合わない、人材育成は10年単位。放射能、生物兵器、化学兵器への対応は自衛隊の経験が群を抜いているというのは初めて知った。

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