蘭陽きらら舞 文春文庫

高橋克彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167164164
ISBN 10 : 4167164167
フォーマット
出版社
発行年月
2011年09月
日本
追加情報
:
16cm,406p

商品説明

絶好調“だましゑシリーズ”第4弾

役者仕込みの軽業と女もしのぐ艶やかさ。江戸を颯爽と生きる蘭陽が、相棒の天才絵師・春朗(葛飾北斎)と怪事件に挑む青春捕物帖

内容詳細

白い着物の裾からのぞく、赤い襦袢の艶やかさ。義理のためなら命も捨てるが、化け物だけはご勘弁。女と見紛う美貌と、役者仕込みの軽業でならす蘭陽が、相棒の春朗(葛飾北斎)とともに江戸の怪事件に挑む。俵蔵(鶴屋南北)、おこう、源内先生、お馴染みのキャラクターも活躍する、大好評シリーズ第五弾。

【著者紹介】
高橋克彦 : 昭和22(1947)年、岩手県盛岡市に生まれる。早稲田大学商学部卒業後、美術館勤務を経て、58年『写楽殺人事件』で第29回江戸川乱歩賞を受賞。その後、61年『総門谷』で第7回吉川英治文学新人賞、62年『北斎殺人事件』で第40回日本推理作家協会賞、平成4年『緋い記憶』で第106回直木賞、12年『火怨』で第34回吉川英治文学賞を受賞。浮世絵研究家としても知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • はつばあば さん

    0ルビーのかっぱえびせんじゃないが、止められない止まらない高橋さんのだましゑシリーズ。江戸時代のニューハーフ蘭陽。そりゃ浮世絵師達と親しかろう。腕っぷしはいいしどこからかお金も工面してくる。こんないい男なのに女に興味が無いなんて勿体ない。春陽さんも知的だし今のところ売れてないから身軽に動けるしいいコンビです。立場を違えてモノを解決に至る内容に「あ〜あの時の・・」と二度読みした気分は、得をしたのか損をしたのか・・。それでも面白い。源内さんが次の出番を待ってはるけど・・また明日。

  • 財布にジャック さん

    「だましゑ歌麿」シリーズ第5弾!あのオネエキャラの蘭陽が主役の悲喜交々の短編集で、題名にもなったきらら舞が炸裂します。序盤の短編のいくつかはは今ひとつ内容が薄い気がしてハズレなのかと心配しましたが、「隠れ唄」からの後半4話は、蘭陽の初恋を絡めたお話で、それはそれはグッとくる展開で夢中になりました。春朗と蘭陽の名コンビの息の合った会話が、存分に楽しめる1冊です。

  • venturingbeyond さん

    「だましゑ」シリーズ第5弾。今回の主役は蘭陽。役者復帰のエピソードを起点に、かつての駆け出し時代からの因縁も絡み、12の短編を重ねて話が展開。安定のエンターテイメントでした。

  • ちゃいろ子 さん

    何も怖いものがない、自由気ままに見える蘭陽だが、、 蘭陽の心の底の思いや、過去などが散りばめられた短編集。 ますます蘭陽のことが好きに。 それにしても順番間違えてますよね。 京伝怪異伝が先だったのね(^_^;) 次はそちらを!

  • AN さん

    【日本の夏は、やっぱり怪談】〈其の三・和洋折衷〉 イベントに際して、「化物屋舗」を読了。主人公の蘭陽は元役者で現在は幕府筋の仕事を担う。女と見粉う美貌と、役者仕込みの軽業で唸らす彼は憑依体質らしく、このお話でもその資質をたっぷり見せてくれる。基本は推理小説なのだが、憑依された人の描写が秀逸で最後まで気を抜けない。化物は化物でも現世に思いを残した魂、救済はしてあげた方が良いのだな、とも思わせられる話だった。

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人物・団体紹介

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高橋克彦

1947年、岩手県生まれ。早稲田大学卒。83年『写楽殺人事件』で江戸川乱歩賞、86年『総門谷』で吉川英治文学新人賞、87年『北斎殺人事件』で日本推理作家協会賞、92年『緋い記憶』で直木賞、2000年『火怨』で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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