荒俣宏・高橋克彦の岩手ふしぎ旅 実業之日本社文庫

高橋克彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784408550930
ISBN 10 : 4408550930
フォーマット
出版社
発行年月
2012年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
荒俣宏 ,  
追加情報
:
264p 15cm(A6)

内容詳細

ふるさと岩手をこよなく愛する作家・高橋克彦が、畏友である博物学者の荒俣宏と岩手県内のふしぎなスポットを3回にわたって縦横に歩きまわった。そこで見たもの、聞いたもの、感じたものを現地で語り合うなかで浮かび上がってきたこととは?意図的に隠されながら、歴史の中で忘れ去られた東北の真実の姿がいま解き明かされる。歴史好き、旅行好き必読の一冊。

目次 : 岩手・県中央部を歩く(ドキュメント 岩手ふしぎ旅/ 対談 “発掘”蝦夷の国の文化と歴史 盛岡編/ 盛岡周辺注目スポット ほか)/ 岩手・県南を歩く(対談 平泉から遠野へ 県南文化の表裏 平泉編/ 対談 遠野から東和へ 民衆の習俗と信仰 遠野編/ 平泉周辺注目スポット)/ 岩手・県北を歩く(対談 県北の秘められた暮らし 二戸編/ 二戸周辺注目スポット/ 岩手の歴史を彩るヒーローたちの魅力と謎 ほか)

【著者紹介】
高橋克彦 : 1947年岩手県釜石市生まれ。ホラーから歴史、伝奇小説まで幅広いジャンルで活躍する、現代日本エンターテインメント小説界を支える第一人者のひとり

荒俣宏 : 1947年東京都生まれ。1987年、小説『帝都物語』がベストセラーとなり、同作品で日本SF小説大賞を、89年には『世界大博物図鑑第2巻 魚類』でサントリー学芸賞を受賞。膨大な知識を駆使して神秘学、博物学、風水など多分野にわたり文筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • gonta19 さん

    2012/10/5 Amazonより届く。2016/3/10〜3/13知の巨人、荒俣宏さんと高橋克彦さんが二人で岩手県内の名所旧跡を訪ねて、古に想いを寄せる。このお二人は噛み合わせが良いなぁ。岩手は昔一度中尊寺には行ったが、黒石寺などは知識不足で訪れなかった。是非もう一度周りたい。

  • かっぱ さん

    博覧強記・荒俣宏氏、岩手県出身の作家・高橋克彦氏による岩手不思議旅。三ツ石神社に残る鬼の手形。これが岩手の地名の由来とされる伝承のひとつ。埋もれたリアル「幽霊画」の名作を発見、現世的な富を描いた「供養絵額」のおもしろさ、そして「密銭(偽金)」作り。柳田国男の「遠野物語」にはない隠された民俗学の数々。金色堂の下の藤原清衡、基衡、秀衡、泰衡(のみ首級)のミイラ。ミイラが残っていると死因が分かる。それぞれ脳溢血、骨髄性脊椎炎ないし脊椎カリエス、脳腫瘍か脳溢血(泰衡は斬首)。岩手には千以上の民俗芸能があるそう。

  • ひかつば@呑ん読会堪能中 さん

    帝都物語作者の荒俣宏と浮世絵研究者にして伝奇・ミステリ作家の高橋克彦が岩手の歴史と不思議を訪ねその魅力を伝えてくれる一冊。大昔から負け続けたことで残されていない岩手・東北の歴史を現存する遺物、伝承から探っていく2人旅なのだが、そこは博物学者と岩手在住の乱歩賞作家だけあって、数回の対談の中には、なるほど、と思わせるが話がいくつも散りばめられている。2010年初出の文庫化だが、震災前にこの企画が実現していてよかったな。欲をいえば文中の写真はカラーで見たかった。

  • tsubomi さん

    2016.06.06-06.11:岩手出身の高橋克彦氏とやたらといろんな方面に詳しい博物学者の荒俣宏氏の二人旅ということで、ほぼ予想どおりの展開に面白かったです。岩手の王道的観光地+歴史上興味深い史跡+民俗学的に意味深いところを訪ねる旅で、北東北の歴史と文化について再認識させられました。特にまだ行ったことのない厨川柵などはいつか行ってみたいなあ、と思いました。私は科学的根拠のない話は信用しない質なのですが、東北にはある種の怨念とか血の記憶が古いものから新しいものまで刻まれている気がしてくるのは不思議です。

  • Primavera さん

    まさに「こんな東北、知らなかった!」 九戸以外は何度も訪れている場所なのに、違う場所の話を聞いているかのようだった。 現存する資料では、常に中央から蔑まれ不当な扱いを受けてきた東北のことを実は生まれ育った私たちがあまり理解していなかったことに気付かされ、 心のどこかで、「東北は遅れている」と思い込んでいたのではないかと反省もさせられた。 このお2人をしてもわからないことがいっぱいの東北、岩手。少し奇妙でもある不思議な空間を楽しみながら近いうちに訪れてみたい。もちろん、ガイドブックはこの本で。

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人物・団体紹介

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高橋克彦

昭和22(1947)年、岩手県盛岡市に生まれる。早稲田大学商学部卒業後、美術館勤務を経て、58年『写楽殺人事件』で第29回江戸川乱歩賞を受賞。その後、61年『総門谷』で第7回吉川英治文学新人賞、62年『北斎殺人事件』で第40回日本推理作家協会賞、平成4年『緋い記憶』で第106回直木賞、12年『火怨』

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