僕は君に爆弾を仕掛けたい。 角川スニーカー文庫

高木敦史

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041073346
ISBN 10 : 4041073340
フォーマット
出版社
発行年月
2018年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
324p;15

内容詳細

小手毬さんはとても可愛い。でもそれは見た目だけ。本性は身勝手で強引で偉そうで、ホントにろくでもない。僕の敵、だったのに。よりにもよって彼女が僕の仕掛けた爆弾を見つけるものだから、さぁ困った。きっとものすごく面倒くさいことを言い出すぞ。「犯人を引きずり出せるかどうか、賭けをしない?私が勝ったら笹子くん、キミ私の下僕になること!」…ほらね。そのまま二人仲良く、文化祭を控えた学内で起こる怪事件に次々巻き込まれるハメに―。かまってほしい彼女と彼の、学園謎解きラブコメディ。

【著者紹介】
高木敦史 : 第13回学園小説大賞にて「なしのすべて」で優秀賞を受賞。2010年『“菜々子さん”の戯曲』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • まりも さん

    不思議な力を持つ保健室登校の少女と爆弾作っちゃう系男子によるファンタジーな学園ラブコメここに開幕。根暗でワガママで独占欲も超強くて賢くて、だけど対人恐怖症が半端ない。そんなヒロインがなによりも印象的なこの作品。主人公の方もちょっと常人とは違う特殊な感性の持ち主なので、普通の学園ラブコメでは味わえないような不思議な感覚を楽しむことが出来た。爆弾を作るところから始まる学園ラブコメって中々ないよね。掛け合いの方も面白可笑しいので時間を忘れて読む事ができる。そんな作品でした。続刊あれば是非お願いしたい。

  • ばたやん@かみがた さん

    可愛らしい表紙だけを見て高木敦史という人物が書く作品を、そんじょそこらの素直なラノベと一緒にしちゃあいけない。平気で爆発物を作り出し使用する教師に生徒。夜な夜な全裸で踊るサバト集団。その彼等に容赦のない暴力振るう警備員。何時から日本の中学校はこんなカオスになった?それ以上にユニークに思えるのは、それらの行為の前提になる悪意・邪念の存在に自覚的な所だ。生きていく上で必然的に抱かざるを得ないそれら。ラノベらしくその辺りは突き詰めて行くことはないが、私が高木さんの作品を気になる由縁ではある。

  • むっきゅー さん

    学園ミステリー。強い欲望や悪意が幻影として見える不思議な能力を持つヒロイン・小手毬さん(学年1位)。主人公は化学が得意な学年2位の秀才・笹子くん。この二人が、学園で起こるちょっとした事件を解決する。小手毬さんは、笹子くんのことを下僕として扱っているけど、それは強すぎる独占欲のため。美人の先生や、幼馴染み先輩の方を持つ笹子くんにイライラし、自分に振り返ってもらうため学園を巻き込んだ騒動を起こすことも厭わない小手毬さん。むちゃくちゃだなコイツ。タイプは違うがすごく頭のいい二人、名コンビですね。

  • 真白優樹 さん

    不思議な力を持つ首席な少女と、次席の少年が小さな事件に触れる物語。―――その爆弾、炸裂しまして、何咲かす? ふとした日常の隙間に起きる、意識しなければ気づかないかもしれぬ事件。だけどそこには確かに爆発するかもしれぬものがある。そんな爆弾を解体しながら、更に大きな爆弾を自ら作成し爆発させていくこの物語。秀才同士のちょっと常人とはズレた、だけど根は一本通った真っ直ぐな恋路が見所な作品であり、色んな意味で相性のいい二人の独特の間と会話劇も面白い作品である。是非末永く続いてほしい。 期待を込め次巻も楽しみである。

  • のれん さん

    内弁慶なヒロインとマメな性格な主人公とのラブコメ出推理系要素は大分薄い。 学生時代を思い出させるような(もちろんフィクション要素は大きいけど)ドキドキ感がある。 美人腹黒教師とかしたいことだけするアホな友人とか、ガバガバな学園施設などままならない理想の学校生活が描かれる。 しかしこのヒロイン、既にデレッデレである。

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