基本情報

内容詳細
昭和20年1月、連合軍がルソン島に上陸開始。四航軍は、全機特攻の末に壊滅、北部ルソンへ敗走した。司令官冨永中将や参謀たちは、いち早く台湾へ逃亡した。取り残された兵士らを待つのは、飢餓と熱病の地獄であった。さらに将官や兵士の戦後の姿まで描き、陸軍特攻の真実を伝える、記念碑的作品完結篇。
目次 : 連合軍ルソンに迫る/ 四航軍、都落ち/ 最後の一機/ 軍司令官逃亡/ 包帯と短刀の意味/ 功四級・勲六等/ 陸軍刑法のぬけ道/ 生きることと死ぬこと/ 昔の雪/ 背広と軍服/ 特攻は誰が提案したか/ 補遺 隈部少将の自決
【著者紹介】
高木俊朗 : 1908(明治41)年‐1998(平成10)年。東京生まれ。1933年早稲田大学政治経済学部卒。松竹蒲田撮影所に入社。42年陸軍航空本部の映画報道班員として、マレーシア、インドネシア、タイ、仏印、ビルマなどに従軍。45年鹿児島県の知覧航空基地に転属。特攻隊員たちの苦悩に触れ、戦記作家として執筆活動をはじめる。54年映画「白き神々の座―日本ヒマラヤ登山隊の記録」(演出)でブルーリボン賞受賞。75年『陸軍特別攻撃隊』で菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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樋口佳之 さん
読了日:2019/03/18
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読了日:2019/03/16
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onepei さん
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人物・団体紹介
高木俊朗
1908(明治41)〜98(平成10)年。東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。松竹蒲田撮影所に入社。戦時中、陸軍報道班員として、中国、マレーシア、インドネシア、タイ、仏印、ビルマなどに従軍。従軍記者の経験をもとに、インパール作戦の悲惨さを明らかにして、軍指導部の無謀さを告発することを決意。49年無
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