コーちゃんと真夜中のブランデー 忘れえぬ人びと

高峰秀子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309025544
ISBN 10 : 4309025544
フォーマット
出版社
発行年月
2017年03月
日本
追加情報
:
196p;20

内容詳細

高峰秀子単行本未収録エッセイ集。母のこと、夫松山善三のこと、創作に関わった人、さまざまに出会った人の思い出などを綴った傑作エッセイ20余編。

【著者紹介】
高峰秀子 : 1924年生まれ。女優、エッセイスト。五歳の時、松竹映画「母」で子役デビュー。以降、「カルメン故郷に帰る」など、300本を超える映画に出演。『わたしの渡世日記』(日本エッセイスト・クラブ賞受賞)など著書多数。夫は脚本家で映画監督の松山善三。2009年、作家・斎藤明美を養女に。2010年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • あじ さん

    女優という稼業に縛られ続けた半生と、平凡な女となり妻で在り続けた半生と。冠雪を有する山の不動さ、生命を宿す春山の包容をも併せ持っていた高峰秀子の残り香を集め、胸いっぱいに吸い込む。未収録だったエッセイを30本の花束で届けて頂いた。

  • marumo さん

    コーちゃんこと越路吹雪へのメッセージが読みたくて。「どうしたのさ」「○○だろ」などと、ちょっと伝法な口調で話す二人。宝塚出身の女王と薄幸の子役上がりの人気女優、まったく違う来し方だろうに、二人が深く結びついているのが伺えるあたたかい言葉。義理の母について書いた二編は、どちらも名文だがそこに描かれている母親像は同一人物らしくない。そして義理の娘があとがきに記した母と祖母について。一筋縄ではゆかない義理の母娘三代、この文章が読めてよかった。

  • ケニオミ さん

    本書は、これまで雑誌に掲載されたもののうち、まだ本として編まれていなかったエッセイ集です。高峰秀子氏と彼女の継母との関係は有名(?)ですが、一族郎党で高峰氏をしゃぶりつくそうとしたことに対して良心の呵責を覚えなかったのでしょうか。呵責を上回るほど手に入る金額が大きかったのでしょうね。黄金に目が眩むという表現がありますが、魂を乗っ取られるという表現の方が適当なのでしょう。ところで、コーちゃんとは越路吹雪さんのことでした。彼女の一面も覗き見ることができました。

  • 勝浩1958 さん

    女優業が忙しすぎて満足に小学校も行けなかった高峰女史の文章のうまさには、唯々驚くばかりであります。すばらしい人々との出会いや彼女自身の感性や努力の結晶なのだと想います。残念ながら、もう新たに女史の書く文章を読むことはできません。

  • 小豆姫 さん

    「死んでよかったといわれた母」の養母との話は、最後の養女になられた斎藤明美さんの文章で、さらに心にぐっときた。その時々の高峰さんの秘められた思いを感じつつ読んだ。

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人物・団体紹介

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高峰秀子

大正13(1924)年北海道生まれ。5歳のとき「子役」として映画界にデビュー。その後「二十四の瞳」「浮雲」「名もなく貧しく美しく」など多数の映画に出演。平成22(2010)年12月28日、逝去。享年86(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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