あぁ、くたびれた。 幻の随筆集

高峰秀子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309027128
ISBN 10 : 4309027121
フォーマット
出版社
発行年月
2018年07月
日本
追加情報
:
189p;20

内容詳細

「私は、何も信用しない」激流の中で独り叫ぶ20代から結婚によって凪に向かう心の軌跡!あなたの知らない高峰秀子が、ここにいる。エッセイスト65周年未収録随筆集。

目次 : 1950年代(25歳〜34歳)(ニッポンのスタジオ/ 秋山庄太郎さんのこと ほか)/ 1960年代(36歳〜45歳)(美しく軽やかなネグリジェを/ 梅ゴジ ほか)/ 1970年代(46歳〜53歳)(スーツケース/ 贈り物とパーティ ほか)/ 1980〜1990年代(57歳〜74歳)(こだわることは、素敵/ 私の大好物―「竹園」のビーフストロガノフ ほか)/ 2000〜2010年代(76歳〜86歳)(初めての銀座/ 谷崎潤一郎―食いしん坊の大文豪)

【著者紹介】
高峰秀子 : 1924年、函館生まれ。女優、エッセイスト。五歳の時、松竹映画「母」で子役デビュー。以降、300本を超える映画に出演。『わたしの渡世日記』(日本エッセイスト・クラブ賞受賞)など著書多数。夫は脚本家で映画監督の松山善三。2009年、作家・斎藤明美を養女に。2010年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 小豆姫 さん

    5歳の子役から、いやもおうもなく大人の世界で仕事をし常に人の視線にさらされ続けてきたということ。ちやほやされもし、様々な思惑に翻弄されもしただろう。想像しただけで、へとへとにくたびれそうだ。華やかさの陰に、どれほどの辛く悔しいギリギリの内面の闘いがあったことかと。20代から80代へ、波乱に富んだ生涯のその時々の心の声が聞こえてくる。嫌いだったという女優業を辞め、善き伴侶を得て妻として一人の女性として生きた晩年の穏やかな語りが心を打つ。

  • おーね さん

    20代の高峰秀子の文章は確かにとげをまとっている印象があります。

  • チョビ さん

    女優やってた頃の病みっぷりから一転、結婚後のエッセイスト兼生活アドバイザー的な仕事になってからなんと幸せそうなこと!基本的に単発で何かに寄稿したりインタビューが文章化されたものなので、松山氏の影は薄い。だが、医者になれなかった男がたった一人の人間の精神を立ち直させたのはもう、奇跡だ。パリのような男性か、悪くない。( ´艸`)(´-ω-)ウム。

  • あゆころ さん

    筆者の文章がとても好きなので、新刊がでると、今からのべるようなことを絶対に言う、とわかっていながらよんでしまうすなわち、本人がエッセイ組み込まなかったような寄せ集めの文章、細切れのものをまとめて「幻の」などと銘打って売り出すことって、どうなのよ?ここに書かれている事は、生前の著書で存分に語られているし…?という事であります。

  • chiyo さん

    ★3.5 一本筋の通った潔い人とは、高峰秀子のような人のことを言うのだと思う。「わたしの渡世日記」にも綴られているけれど、松山善三と結婚するまでの彼女の人生はあまりにも波乱万丈。解説で養女・斎藤明美が書いている通り、高峰秀子に消耗され尽くした平山秀子は、恐ろしく疲れていたのだろうと思う。が、そんな境遇にありながらも、己の芯がブレることは決してなく、遂には最高の理解者である伴侶と安らぎを手に入れる。私も彼女のように、好きなものに拘り、身近な人たちを大切にし、美味しいものを楽しそうに食べられる人になりたい。

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人物・団体紹介

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高峰秀子

1924年、北海道生まれ。五歳で野村芳亭監督の『母』でデビューして以来、1979年に引退するまで日本映画界を彩る数多くの名作に出演した不出世の名女優。その出演本数は三〇〇本以上。代表作に『二十四の瞳』『浮雲』『女が階段を上る時』など。引退後は文筆家として活躍し、自らの半生を綴った『わたしの渡世日記』

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