羽生結弦は捧げていく 集英社新書

高山真

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087210675
ISBN 10 : 4087210677
フォーマット
出版社
発行年月
2019年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
251p;18

内容詳細

フィギュアスケート・男子シングルでは66年ぶりの五輪連覇。
「メダリストは翌年には引退や休養を選ぶ」ことが多いフュギュア界において、羽生結弦は現役選手として競技を続けることを選んだ。
記録、記憶、名誉、称賛……すべての中心にいた絶対王者は、ケガと闘いながらも、より高度な技術と表現を磨き、さらなる進化を遂げている。
前著『羽生結弦は助走をしない』に続き、五輪後から垣間見える新たな羽生の変化と挑戦を詳細に分析。
ルール改正や今後の活躍が期待されるスケーターたちにも言及し、前例のない道を猛然と走り続ける羽生結弦とフィギュアスケートの世界を語り尽くす!

■主な内容
・羽生結弦への「信頼」の理由
・平昌ショートプログラムで見せた「この曲で滑る必然性」
・平昌フリーで見せた羽生の「冷静と情熱のあいだ」
・エキシビジョン『ノッテ・ステラータ』ラストポーズに込められた思いを考える
・凱旋公演「Continues〜with Wings〜」
・フィギュアスケートをダイヤのネックレスに例えると
・スーラの点描画を思わせる羽生のスケーティング
・プログラム数だけある羽生のトリプルアクセルのトランジション
・今季プログラム『Otonal』『Origin』徹底解説
・「オリジナルな美」を継承する『Otonal』
・世界のどこかにいる「君」へつなぐバトン『Origin』
・ジョニー・ウィアーとエフゲニー・プルシェンコ
・新しい「美」とは何か
・羽生がリスクを承知で挑む意味
・水面をかすめ飛ぶ蝶……エキシビション『春よ、来い』
・静謐なスケーティングを手にした宇野昌磨に注ぐ「2割の視線」
・2018年版ネイサン・チェンの大胆なチャレンジ
・パーソナリティをあえて封じたボーヤン・ジンの覚悟
・山本草太が戻ってきてくれた
・友野一希とカタリナ・ヴィットの共通点
・須本光希のエッジは歌っている
・エレガンスを表現できる島田高志郎は「選ばれた人」
・ザギトワのピークはまだ先にある
・ロシア「哲学」の申し子メドベージェワが北米スケーティングを身につけたら
・豪快さ、雄大さを感じるトゥクタミシェワ
・難解な曲でも「踊り」の印象を残せる宮原知子
・紀平梨花の見事さはトリプルアクセルだけではない「ジャンプの明確な跳び分け」
・スケールの大きさを感じる坂本花織
・三原舞依への個人的思い
・デニス・テンへ

■目次
まえがき
用語解説
第1章 平昌オリンピックで羽生結弦が見せてくれたもの
第2章 2018〜19年シーズンで羽生結弦が見せてくれるもの
第3章 私が愛する選手たち
あとがきにかえて――デニス・テンへ。そして皆様へ――

■著者紹介
高山 真(たかやま まこと)
エッセイスト。東京外国語大学外国語学部フランス語学科卒業後、出版社で編集に携わる。
著書に『羽生結弦は助走をしない 誰も書かなかったフィギュアの世界』『恋愛がらみ。不器用スパイラルからの脱出法、教えちゃうわ』『愛は毒か 毒が愛か』など。

【著者紹介】
高山真 : エッセイスト。東京外国語大学外国語学部フランス語学科卒業後、出版社で編集に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 旅するランナー さん

    作者のフィギュアスケート愛。誉め言葉として使いますが、異常なレベルです。ショパン/バラード第1番のピアノの音符ひとつひとつとピッタリとシンクロする羽生結弦の足さばきは、氷そのものが大きなピアノで、羽生結弦のエッジが、その大きなピアノを演奏している。などと、詳しく分かりやすく敬意を持って、スケーターたちの演技を解説していく。フィギュアの伝統を受け継ぎ進化させていくことに、羽生選手が自分自身を捧げていく姿を、作者とともに見続けましょう。

  • 澤水月 さん

    平昌直前に刊行の関連前著にて大怪我で療養中の羽生を労わりつつ肝臓がんを公表した著者。平昌後開腹手術、そして1年後にまた本を刊行したこと、何よりも選手の健康と幸福ファーストを強く一本の芯としつつ細かい技術解説と復帰選手含め主要選手をジュニアまで紹介する姿勢に頭が下がる。本書刊行直後に池江璃花子が白血病公表したこともあり、ひと文字ひと文字を噛み締め、願いと祈りを新たに読んだ。

  • Melody_Nelson さん

    友達に借りた本。前作に続き、フィギュア愛に満たされた1冊。今シーズンの羽生のプログラムの元となったウィアーとプルの方の原プロにも言及。著者の文章を読んでいると、改めて彼らの演技を見たくなる。羽生以外のスケーターについても「ここが好き」ポイントが書かれていて、こちらの方が読みやすいかも。著者自身が、体を病んでいるらしいので、回復を願っております…。そして、フィギュア愛を語り続けてほしい!

  • 鞠鈴 さん

    前著「羽生結弦は助走をしない」に続く、フィギュアスケートをこよなく愛する著者の羽生選手をはじめスケーターへのリスペクトと深い愛情に溢れた1冊。氷上に図形を描くことから成り立ったフィギュアスケートは、ジャンプだけではなくエッジワークやジャンプ前後のトランジションにこそ注目すべき競技なのだと改めて感じ、著者の解説を聞きながら各選手の演技を見たいと思った。羽生選手の演技イメージとして語る「クリスタルが沸騰している」という表現、うまいなぁと思う。羽生結弦選手に捧げたい1冊。この著者の存在を支えにしてもらいたい。

  • るるぴん さん

    相変わらずの羽生&スケート愛と詳細な解説。演技をスローで見ながら、横で解説してほしい。羽生以外の注目選手達(ハビエル、大輔、ネイサン、宇野、ボーヤン、ジュンファン、友野、山本草太、須本光希、鍵山優真、島田高志郎、佐藤駿、メドベ、ザキトワ、紀平、坂本、トゥルシンバエワ、トゥクタミシェワ、宮原、三原)が自分とほぼ同じで、今後に期待しているポイント、チャレンジ内容、進化の状況などかなり参考になった。読後、選曲、シーズンの構成内容、出来映えから、人物像まで透けて見えてくる。来期、観戦するのがますます楽しみ。

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