新人文感覚 1 風神の袋

高山宏

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784904702277
ISBN 10 : 4904702271
フォーマット
出版社
発行年月
2011年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
896

内容詳細

学魔・高山宏のここ15年間の集大成。第1巻は、18世紀「歩く」「見る」ことから一挙に花開いていった、観相学の発達、百科総覧による視覚文化の横溢などを、洋の東西をうねくりながら、絢爛豪華に論述。

【著者紹介】
高山宏 : 1947年岩手県に生まれる。1967年土佐高校卒業。1974年東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。1991年東京都立大学人文学部教授。2005年首都大学東京都市教養学部教授。現在、明治大学国際日本学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 白義 さん

    学魔高山宏が様々な場所で書き散らしてきた連鎖する迷宮のごとき単行本未収録の文章群をテーマごとに纏めた、まさに高山宏大全とも言えるシリーズ。視覚の専制を一つの中心に16世紀以降の英国文化と日本の江戸時代を一つに繋げ、リアリズムもメタフィクションも幻想文学もねじくれながら統一した視野の元にその背後にあるものまで視姦しまくる、妖しく怪しからん大著。マニエリスムの文化史の末席という視点からハリー・ポッターを論じ、ゴシック以後の正統幻想文学の系譜にスティーヴン・キングを位置付ける目配りの広さよ

  • amanon さん

    やっとで読み終えた!!というのが、ひとまずの感想(笑い)。他の評者も述べているとおり、重複する内容も少なからずあるが、それくらい繰り返し反復しないと頭に入ってこない。それくらい濃い、そしてとてつもなく豊饒な内容。ある程度西欧文学に精通していないと、読みこなせないが、西欧文学愛好者にはたまらない内容。その膨大な数の文章の殆どを興味深く読めるはず。とにかく魅力的なのは、著者独特の軽妙で闊達、そして挑発的な文体。そして、著者の専門である英米文学に止まらず、仏文や日本文化にまで至る膨大な知識に圧倒されまくり。

  • take0 さん

    1と2で計1700頁、読み終えた。 総じて著者の既刊の回顧、総括、再論、補論という観が強かった。 また、各所に執筆した論考を相当数集めたもののため、論旨に重複が見られて読んでいて一寸飽きるところがあった。 個人的な嗜好で小説の作品分析が好きなので、スティーブン・キング『IT』を論じた文章なんかが面白かった。

  • 保山ひャン さん

    1.ホモ・アンブランス(歩くヒト)になるー歴史を「歩き」直す方法 2.見ることに洋の東西はないー視覚文化論実践篇 3.見えるものはこんなにも楽しい(1)−表象論基礎篇 4.庭のように世界を旅するーピクチャレスク遊学篇 5.家が「うち」と呼ばれるときー幻想文学入門篇 6.私は人文がしめ殺されるのをこの目で見た。 高山宏の本にまとめきれなかった文章を集めたもの。もちろん、重複もあるが、これくらい何回も言ってくれないと頭に入ってこないのも事実。とにかく、本を読まねば!という欲望にかられる1冊。

  • Akito Yoshiue さん

    高額ゆえなかなか手が出せなかったが、ようやく購入。一気に読了。充実した時間を過ごせました。テーマごとに文章がまとめられており、編集も見事なのだと思います。素晴らしい本なのでできるだけ多くの人に読んでほしい。

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