飼い殺しさせないための支援

高原浩

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309248943
ISBN 10 : 4309248942
フォーマット
出版社
発行年月
2018年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
216p;19

内容詳細

水増しや雇用率に追われる職場から、本当の仕事や幸せは生まれない。

目次 : 第1章 僕らの仕事は就労移行支援―彼の決意を具体的な成果に結びつける!(不器用な彼らが筋を通そうとする一瞬―障害者支援の仕事で幸せを感じるとき(アツオ(31歳、元受刑者)、タケル(23歳、知的障害)、エイジ(38歳、自閉症)のケース)/ ABCのない個性は障害になる―「個性という説明は迷惑」と言いきった母さん(アキオ(29歳、自閉症)のケース)/ 悲劇が起こる前に「ずれ」に気づこう―心にヒビが入るとき、平等と努力でカバーしきれない事情(五郎(23歳、アスペルガー症候群)のケース) ほか)/ 第2章 「幸せ」に向けて最善を尽くす―「次は気をつけようね」という言葉かけはプロの支援ではない!(最初から深い理解を求めると、どんな会社に入っても失敗する―門出の助言(社会に出ていく君へ)(優太(38歳、高機能自閉症)のケース)/ このままマスクを外せずにいたら、君は働くこともできず不幸になる―相手を尊重することと、白々しく距離を置くことは別のこと(アツシ(29歳、知的障害)のケース)/ 暴力沙汰が人生を狂わせる前に―修羅場を乗り越える徹底した決意(勝美(23歳、ADHD)のケース) ほか)/ 第3章 相手の真実を洞察する―昨日より今日は少し変わった、その事実が未来を切り拓く(決意表明だけさせて「がんばれ」は相手を苦しめる―パソコン依存症からの脱出(タケシ(18歳、自閉症+知的障害)のケース)/ 就職したいなら、職場でのスナック菓子はやめよう―こだわりの修正が本人の誇りにつながる(タケロー(40歳、自閉症+知的障害)のケース)/ 目的に向かう軌道をトレースしているか―スキルへの執着が人生をダメにすることもある(見学に来た青年(20歳代後半、身体障害者)のケース) ほか)

【著者紹介】
〓原浩 : 1968年、神奈川県横浜市生まれ。明治大学を卒業後、知的障害者の入所施設に指導員として入職。その後、民間の療育訓練・相談事業、無認可企業内作業所、授産施設、入所施設等で、障害児者と生活・就労の場面における支援現場経験を積み重ねる。現在、板橋区成増にある就労移行支援事業所・就労継続支援B型事業所「ftlビジネス・スクール/ビー・ワーク」の施設長・サービス管理責任者として勤務。現場での支援に携わる。また2008年にNPO法人フュージョン・サポートを立ち上げ、企業、成人施設、児童施設、学校、保育園などの支援者や先生を対象とした研修を引き受け、現場の支援力量を上げるために活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ito さん

    本書は「発達に遅れのある人の就労支援」に関する事例集である。個々のエピソードに沿って、支援内容がわかるようになっている。読みやすいのでさらっと読めてしまうが、エピソード内容について、子供と比較したり当てはめたりしながら読んだため、読了に時間がかかってしまった。現場で(利用者の)「幸せ」に向けて最善をつくす著者のリアルな姿勢に背筋が伸びる。障害があると職場が甘えや憩いの場になる場合もある。人を成長させる「本当の仕事」をすることが真の居場所になることをあらためて感じた。

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