パーフェクトワールド 上 集英社文庫

馳星周

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087457230
ISBN 10 : 4087457230
フォーマット
出版社
発行年月
2018年04月
日本
追加情報
:
552p;16

内容詳細

1970年。本土復帰を目前に控え、沖縄は混沌としていた。公安警察官・大城は、警察上層部よりさらに上―内閣総理大臣から直接の命を受け、沖縄に潜伏することに。時を同じくして、那覇では沖縄独立を目指す平良が、賢秀塾を率いる古謝賢秀の指示のもと、不穏な動きを見せ始めていた。大城は、円滑な返還を実現すべく、時に犯罪行為にも手を染め、諜報を進める。彼は、どこまで堕ちていくのか。連載から12年。幻のノワール巨編ついに書籍化!

【著者紹介】
馳星周 : 1965年北海道生まれ。横浜市立大学卒業。96年デビュー作『不夜城』で第18回吉川英治文学新人賞、98年『鎮魂歌』で第51回日本推理作家協会賞、99年『漂流街』で第1回大藪春彦賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • starbro さん

    馳星周は、ほとんどの作品を読んでいる作家です。最近書いた作品のイキナリ文庫化かと思いきや、十数年前に書いたお蔵入り作品でした。政治的要素が盛り沢山なので、集英社が忖度して出版しなかったのでしょうか?いかにも馳星周らしい作品で一気読み、続いて下巻へ、トータルの感想は上下巻読了後に。【読メエロ部】

  • Tsuyoshi さん

    本土から派遣された公安の大城と独立国を目指す私塾に属する平良の目線を軸に復帰目前の沖縄の様子を描いた作品。土地買い上げ・反米運動・独立へのクーデター等々、復帰後の沖縄を巡り様々な企みを持った人間たちの動きが同時進行で描かれた文体はスピード感があって先が気になり読み進めたくなる。下巻へ続きます。

  • 巨峰 さん

    登場人物は一人も被ってないけど、「弥勒世」の続編。主人公は沖縄出身本土育ちの公安警察官。彼の工作活動は興味深い。本格的なスパイ小説はあまり読んだことないけど、今後読んでみようかと思った。前作の琉球共和国軍の残滓が残る中、アイツが生き残りアメリカにいるのが、大きな驚きでした

  • keith さん

    返還前の沖縄。独立運動を監視するために本土から送り込まれてきた公安の大城。独立を目指す集団活動に身を置く青年平良。政治と利権が絡み一筋縄ではいかない展開。下巻に続きます。

  • ふう さん

    一気読み。おぉ昔のひりついた馳だなあと思ったら2004年連載(案外寝かせてたなあ)。まるで違った立場ではあるが確実に破滅に向かうであろう二人の男を主人公に、海風ではなく土埃舞う沖縄が描かれる。俺は大丈夫なのか?と問いつつ、きっと俺は大丈夫だと無理やり納得させながら進む男たち…沖縄の未来はわかっているけど彼らの運命はまだわからない。ただ確実に堕ちていくはず。だからこそ見届けなくちゃ。下巻へ。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

馳星周

1965年、北海道生まれ。横浜市立大学卒業。96年『不夜城』でデビュー。翌年に同作で第一八回吉川英治文学新人賞を受賞。98年『鎮魂歌 不夜城2』で第五一回日本推理作家協会賞、99年『漂流街』で第一回大藪春彦賞を受賞。2020年『少年と犬』で第一六三回直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品