江戸の妖怪革命

香川雅信

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309224336
ISBN 10 : 4309224334
フォーマット
出版社
発行年月
2005年08月
日本
追加情報
:
20cm,328p

内容詳細

18世紀後半の江戸では、妖怪手品や妖怪玩具が大流行。妖怪が怪談から商品へと転換した意味を、日本人の世界観の変容とともに多角的に論じた画期的妖怪論。図版も多数収録する。妖怪文化研究の最前線がここに。

【著者紹介】
香川雅信 : 1969年、香川県に生まれる。1999年、大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、兵庫県立歴史博物館学芸員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 藤月はな(灯れ松明の火) さん

    日本の妖怪観がどのような社会背景で移り変わり、同時に影響を及ぼしたのかという文化論。貨幣経済が普及したことで物の支配力が神霊から人間へシフトし、本草学によって物自体を観察する視点ができたことで付喪神などの妖怪を娯楽の対象として見ることができ、新たな妖怪の創作やパロディも生み出されるようになった。種明かしが主体の妖怪手品や画図百鬼夜行が「妖怪はいない」という合理的精神性の下で成り立っていたという言及が興味深い。拡散する情報としての妖怪は人工憑霊蠱猫の論理に似ていると思っていたら化野燐氏も記されていて、納得

  • 梟木(きょうぼく) さん

    非常に読みどころの多い良書。著者は敢えて議論の範囲を絞っているが、「妖怪は近代においてのみならず、近世においても『キャラクター化』が進行していた」という主張は今日のキャラクター論に視点の拡大を促すものだし、「(江戸時代の)著作権意識の希薄さがキャラクターを育てた」なんて指摘も、まさに今日のネット文化論そのもの。「妖怪シューティングゲーム」というとどうしても『東方project』なんかを連想してしまうわけですが……。それにしても当時の妖怪カードゲームを指して「江戸のポケットモンスター」とは、なんとお茶目。

  • 根雨一郎 さん

    時代の変遷として直列的に読めるばかりでなく、虚構としての妖怪を娯楽として楽しむ江戸時代からの流れと「私」という心身に取り込まれてしまった主観的化け物に直面した近代の流れが並列して、現代のキャラクター化した妖怪たちはこの二つの流れが合流した所に生まれたようにも読める。現在の妖怪ウォッチのヒットの下に何が埋まっているのかが分かる良書。

  • よきし さん

    非常に面白く読んだ。江戸の、と書いてあるが実際には現代まで一応押さえている。でも、メインは江戸。妖怪の有り様の変化とは何だったのか。その時どういうことが起こっていたのか。枠組みから物語へ、その変化の背景まで含めて考察されていていろいろ勉強にもなりました。

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