遺言 野村克也が最期の1年に語ったこと

飯田絵美

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163913285
ISBN 10 : 4163913289
フォーマット
出版社
発行年月
2021年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
317p;19

内容詳細

目次 : 1 沙知代の死(毎日、ひましているわ。ずうっとテレビを見ているだけ/ 沙知代には「オレより先に逝くなよ」と言い過ぎたのかな… ほか)/ 2 名将と駆け出し記者(おまえみたいなブスが、よう、ワシの前に座れるな/ 「おふくろに楽をさせたい」。その一心で、ここまできたんだ ほか)/ 3 長嶋茂雄と王貞治(日本代表監督をやれなかったことは、残念ではあるが、心残りではない/ 銀座のクラブで「オレは王に抜かれるな」と思った ほか)/ 4 野球と人生(弱い球団ばかりを率いてきたから1500勝は感慨深かった/ 監督が黙っていても選手が動ける。これが理想のチーム ほか)/ 5 父と子―克則と、もう一人の息子との再会(サッチーがワシの実家との付き合いをさせてくれなかった/ 克則には、本物の野球を間近で見させることができた ほか)

【著者紹介】
飯田絵美 : 1970(昭和45)年生まれ。成城大学文芸学部卒。1993年産経新聞社入社。サンケイスポーツ、夕刊フジ配属。スポーツ記者として野球、サッカー、バレーボール、テニスなどを担当。シドニーオリンピック、平昌オリンピック、サッカー日韓W杯などを取材する。プロ野球の野村克也氏や王貞治氏と交流を深める。2020年、退職。東京オリンピック副ベニューメディアマネージャー、東京パラリンピックベニューメディアマネージャー就任。心理やカウンセリング技法を学ぶため、国家資格キャリアコンサルタント、(一社)日本産業カウンセラー協会認定産業カウンセラー、(一財)生涯学習開発財団認定コーチの資格を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • きみたけ さん

    著者は元サンケイスポーツの記者でヤクルト時代に野村監督を担当した飯田絵美氏。その縁で交流が続き、沙知代夫人が亡くなった後のおよそ1年間、野村監督の「最後の話し相手」となっています。とにかく彼女の監督との距離感が絶妙で、身内以外で圧倒的に監督の心情を理解していた人だと分かります。監督は最期まで「人を残したのか」「人生に後悔はない」の二つのことを気にしていました。「自分は何のために生まれて、何のために野球をしているのか」という問いは自分自身にも問いかけたいと思いました。涙なしでは読めない良書です☺️

  • katoyann さん

    野村克也の元番記者が野村が亡くなるまでの2年ほどの間で食事会を重ね、彼の人となりに迫ったドキュメント。敢えて雑な感想から入ると、途中までは記者のスタンスがいわゆるスポーツメディアにおける女性の役割を特に相対化することもなく、野村を甲斐甲斐しく世話できる立ち位置にあることのアピールが強い。だから著者の意に反して自分語りのようになってしまっている。 さらに著書からは、野村が著者に対して、大勢の人の前で「お前みたいなブスがなぜ俺に近づくのか」と暴言を吐いたというエピソードがあり、野村にがっかりした。続く

  • nonpono さん

    ヤクルトファンで野村監督には、万年Bクラスのチームが3位、リーグ優勝、日本一と夢を見せてもらった。野球って監督でこうも変わるんだと面白さを教えてくれた。本書は野村監督の番記者だった著者が晩年の野村監督を描いたもの。サッチーの突然の死でもぬけの殻になる監督。色々あったが監督を鼓舞し支えたサッチー、サッチーを最後まで守り愛した監督。「必ず誰かが見てくれる」、だから手を抜かない姿勢、「夢をかなえる方法?やりたいことをあきらめないことだよ」と。王、長嶋という両輪の花、だけど私は月見草、野村監督を尊敬致します。

  • ようはん さん

    ノムさんが亡くなってもう2年になるのか。今まで知らなかったエピソードや自身の著書からはあまり語られなかったノムさんの素顔が垣間見る事が出来て新鮮だった。存命だったら今の野球界をどうコメントしていたのか、ノムさんロスはまだまだ感じる。

  • tetsubun1000mg さん

    著者の本は、以前王監督を題材にした「王の道」を読んでいた。元プロ野球監督で、今も関係者だけでなくファンからも「監督」と呼ばれるのは長嶋さん、王さんと野村さんの3人のような気がする。 勝負師であり、崖っぷちの選手をもう一度輝かせる手腕と情を併せ持つ野村監督の表ではなく、球場やグランド外で見せる素顔を書いている。 今まで監督の指導法や格言、対談を中心とした本はたくさん読んだ。 この本は監督が家族のように心を開いた元番記者が、監督とその家族、教え子たちからも信頼されたから書けた本ではないだろうか。心に残る一冊。

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