完パケ!

額賀澪

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062209533
ISBN 10 : 4062209535
フォーマット
出版社
発行年月
2018年02月
日本
追加情報
:
278p;19

内容詳細

経営難で閉校が噂される武蔵映像大学で、卒業制作の映画を撮れるのは、たった一人。監督志望の安原と北川は、コンペでガチンコ勝負することに。天然の安原と、策士の北川。撮影は、前途多難の幕開けとなったが―。さまざまな喪失を経て傷つきながら、彼らが手にしたものは。瑞々しく輝く青春ストーリー!

【著者紹介】
額賀澪 : 1990年生まれ。茨城県出身。日本大学藝術学部文芸学科卒。2015年に『屋上のウインドノーツ』(「ウインドノーツ」を改題)で第22回松本清張賞を、『ヒトリコ』で第16回小学館文庫小説賞を受賞しデビュー。2016年、『タスキメシ』が第62回青少年読書感想文全国コンクール高等学校部門課題図書に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ウッディ さん

    卒業制作の映画監督の座を争った二人の大学生、裕福な家庭に育ち、何でもソツなくこなす北川を差し置き、母子家庭で育ち、何事にも不器用な安原の「終わりのレイン」が選ばれ、プロデューサーを北川を頼む。完パケに向けて動き出した安原組の映画製作を描いた青春小説。お互いの境遇を羨み、才能を認め合う安原と北川の友情と良い映画を作りたいという熱い想いが伝わってきました。何かに熱中できるものを見つけ、妥協せずに苦しみぬいて生み出されたものは美しい。そんな「終わりのレイン」を観てみたいと思いました。面白かったです。

  • おしゃべりメガネ さん

    『ウズタマ』で号泣させていただいた額賀さんですが、またしても涙腺崩壊しまくりでした。前半は正直、登場人物達のあまりの若々しさ?に読んでいて戸惑いがありましたが、中盤からはいつもの'額賀ゾーン'に入り、随所に涙ポロリとなりました。病床にふせる母を郷里に残しながら、ひたすらまっすぐに映画撮影に挑む「安原」と、それをプロデューサーとして支える相棒?「北川」、この二人がカンヌ映画祭を目指して、一切の妥協なく映画を撮影し続けていく描写は鬼気迫るモノがあります。好きなコト、やりたいコトは決して諦めてはいけませんね。

  • 雅 さん

    映画に対する熱い思いをみんなで共有する。どんなトラブルもみんなで乗り越える。これぞ青春。アツくて感動的。中盤からは止まらなかった。

  • takaC さん

    馴染みのない分野なので映画作りの機微はわかりにくかった。青春小説なのでメインは主人公たちの成長で映画作りはオマケ的位置付けかもしれないけど。

  • fwhd8325 さん

    運動系とは違う青春の姿。若いってことは、眩しい。ただ、夢を追うように映画を作る。その姿に理屈はなく、美しい。夢を持ち続ける。それが素敵なんだな。

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人物・団体紹介

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額賀澪

1990年茨城県生まれ。日本大学芸術学部文芸学科卒業後、広告代理店に勤務。2015年に『屋上のウインドノーツ』(「ウインドノーツ」を改題)で第22回松本清張賞を、『ヒトリコ』で第16回小学館文庫小説賞を受賞。’16年に『タスキメシ』が第62回青少年読書感想文全国コンクール高等学校部門課題図書となる。

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