観光社会学2.0 拡がりゆくツーリズム研究

須藤廣

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784571410611
ISBN 10 : 4571410611
フォーマット
出版社
発行年月
2018年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
244p;21

内容詳細

目次 : まえがき―観光における選択と排除について/ 序章 脱組織化資本主義社会における観光の役割/ 第1章 「観光社会学」の対象と視点―リフレクシヴな「観光社会学」へ/ 第2章 観光の近代と現代―観光というイデオロギーの生成と変容/ 第3章 神戸の観光空間にひそむ「風景の政治学」/ 第4章 日本人の海外旅行パターンの変容―ハワイにおける日本人観光の創造と展開/ 第5章 パフォーマティヴなダークツーリズムの可能性―「パフォーマティヴィティ」概念に関する批判的な検討を通じて/ 第6章 田園観光と「ロマン主義的まなざし」―由布院地区調査から見た観光客と地元業者の「まなざし」/ 第7章 ツーリズム・モビリティーズ研究の意義と論点/ おわりに―境界(ボーダー)をめぐる「両義性の社会学」へ

【著者紹介】
須藤広 : 1953年栃木県足利市生まれ。東京外国語大学英米語学科卒業。高校教員を経て、日本大学大学院人文科学研究科博士後期課程社会学専攻単位取得退学。北九州市立大学文学部、法政大学大学院政策創造研究科教授を経て、跡見学園女子大学観光コミュニティ学部教授。領域は観光社会学、文化社会学

遠藤英樹 : 1963年生まれ。関西学院大学大学院社会学研究科後期博士課程社会学専攻単位取得退学。立命館大学文学部教授。領域は観光社会学、現代文化論、社会学理論、社会調査法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 富士さん さん

    聖地巡礼の議論に使うために手に取りました。聖地巡礼に触れられている序章が旧版から新しく付け加えられており、この手の観光が05年から18年の間に注目されるようになったものだとわかります。そして、それが世界的なポストフォーディズム的状況と結びつけられており、聖地巡礼の歴史的意義を敷衍するよい参考文献でした。旧版から見ると「観光」より「社会学」が強調される傾向が見え、単なる観光資源の消費分析ではなく、観光というものが多様な対象や意外なきっかけでも成り立つことが明記されており、観光社会学の自立が際立っています。

  • MADAKI さん

    観光地と、それを訪れる観光客が風景や地元の人たちに対する眼差しの交点としてとらえられる観光コンテンツ

  • ちきゅう さん

    観光社会学についてまとまっている本。真正性や観光のまなざしについての深掘りに役立つ。良書でした。 「よくわかる観光社会学」の方がより幅広く基礎的な印象を持ち、こちらの方がより焦点が絞られている。 観光客を理解するには観光社会学って役立つが、考えすぎなきらいもあるため、現象をもっとよく見ようと思った。

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