青山七恵

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309022932
ISBN 10 : 4309022936
フォーマット
出版社
発行年月
2014年05月
日本
追加情報
:
184p;20

内容詳細

そうなのよ、これがわたしたちのやり方だわ――姉妹の絶望的なまでの愛憎を描く「風」、15年の歳月を80枚の中で疾走する「二人の場合」他、特別な「関係」を描いた作品集!

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読書メーターレビュー

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  • ナイスネイチャ さん

    図書館本。「風」は何が言いたかったのか理解できなかった。「ダンス」はシュールだな〜。ダンス恐怖症みたいな共感できる人はいるのだろうか??「二人の場合」は結婚して、子供ができてという境遇は男ですが理解できました。俺も一生結婚しないって言ってたなと。

  • あつひめ さん

    自分の心の中に棲む自分に縛られているように自由になりきれない女たちがいる。三作とも皆カラーが違ってそれぞれの色を楽しめる。二人の場合…が私の中では自分の感情を作品に近づけやすく、また理解しやすくて気に入った。それは、自分で経験したことに近いからかもしれない。友人になる相手は、自分に似ている部分と正反対な部分があるから、憧れや共感が二人を引き付けるのかも。友人について、自分の中で考えたくなった。

  • なゆ さん

    この、わかるようなわからないような読んでて落ち着かない感じが、青山さんの持ち味だろうか。「ダンス」も「風」も、奇妙で可笑しいどこかシュールでぶっとび系。そんななか「二人の場合」は、今まで読んだ青山さんの作品の中では一番好きかも。落ちこぼれ新入社員の美加と未紀、二人の15年と友情の行方。仕事と恋愛と結婚と出産と…それぞれがだんだん違う道に進むとき、変わるもの変わらないもの。共感したり、いろいろ思い返したり、私にとってはリアリティたっぷりで、ちょっと怖くもある話。気にせず何でも訊けたあの頃が懐かしい…。

  • らむり さん

    タイトルから、爽やかなお話を想像してましたが違いました。。なんだか奇妙な短編集です。中年姉妹の話がグロテスクで、一番好き。著者直筆作品もあります。

  • そうたそ さん

    ★★★☆☆ 三つの短編が収められている。作品全体を通してのテーマは「特別な関係」であるらしい。どうしても踊ることができないという主人公を描く「ダンス」は何とも奇妙。妙な味わいのある一作。表題作は絶望的なまでの姉妹の愛憎を描いているが、個人的にはこれはイマイチ。「二人の場合」は女同士の友情が描かれているが、なるほどと思ってしまう内容。確かに友情は永遠なのかもしれないが、必ずしもそうではない。学生、社会人、結婚などとステップを踏むに従い、今の自分に彼女(彼)は必要ではないのかもと思う時がくることもあろう。

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人物・団体紹介

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青山七恵

1983年埼玉県生まれ。「窓の灯」で文藝賞、『ひとり日和』で芥川龍之介賞、『かけら』で川端康成文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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