昭和元禄落語心中 4 KCxITAN

雲田はるこ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784063806311
ISBN 10 : 4063806316
フォーマット
出版社
発行年月
2013年06月
日本
シリーズ
:
追加情報
:
160p

内容詳細

ついに助六、破門となった。落語をやめるな、師匠に詫びろ、必死にくどく菊比古に、それでも耳を貸しちゃくれねぇ。あげくに身重のみよ吉と、手に手を取っての道行きだ。独り落語に打ち込む菊比古に、今わの際の七代目、明かした「八雲」と「助六」の巡る因縁話たぁ……!?

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読書メーターレビュー

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  • masa@レビューお休み中 さん

    助六と菊比古の明暗がくっきりと分かれる。それは、もうどうにもできないほどの差であり、もはや取り返すことすらできないほどの大きな大きな穴である。助六は師匠に破門を言い渡される。そこから、助六は自暴自棄になったかのように転落し、田舎の温泉街へと引っ込んでしまう。かたや、菊比古は師匠から八雲の名を継げと言われる。こんなにも、はっきりと成功者と落伍者がわかるというのに、当の本人の菊比古はてんで幸せそうではない。むしろ、つらそうに苦しそうにしている。助六がいた頃よりも、その深刻さは増しているような気がするのだ。

  • れみ さん

    2・3巻から引き続き、八雲(菊比古)と助六篇。破門され、みよ吉とともに東京を離れる助六と、七代目から八雲の名前を継ぐよう言い渡される菊比古。現実の落語の世界でも名前をめぐる対立は起こるみたいだけど、名前を継げたらそれで良し、とはならないのが辛いところだなあ。次の巻で八雲と助六篇完結らしいので楽しみ。

  • greenish 🌿 さん

    破門となった助六を必死で詫びろと進言するも、思い届かず助六出奔。妻を亡くした七代目、八雲の跡目を菊比古に、譲るという言うが固辞されて、ついに八雲と助六因縁が、白日のもとに晒される。八雲と助六編  ---名跡の重圧と葛藤しながら後世を憂う七代目・八雲、悋気を抱えながら朋輩を案じる菊比古、寄る辺を失い路頭に迷う助六。男達の深い闇がずしりと迫ります。そして再会した菊比古・助六の芸が共鳴し合う掛け合いは心が震え、「助六さん後生です・・・」に落涙です。 助六・みよ吉・幼き小夏。役者が揃って、いよいよ事件の核心へ。

  • 匠 さん

    あぁーめっちゃわかるよ八雲(菊比古)の助六への想い。子どもの頃から憧れたり嫉妬したり憎んだり、それでもやっぱり好きなのだと確信している。そんな相手が落ちぶれてちゃ困るんだよ。みよ吉の本心、彼は知ってか知らずか、うぅ許せない女だ〜っと思ったけど彼女の切なさも理解はできる。それだけに小夏の可愛さと、彼女の伸びた髪を切ってやる八雲の優しさがたまらなかった。そして小夏に落語を聞かすシーンから先の展開には、心の底から湧き上がる感動を味わった。でもそんな小夏がなぜ八雲に反発するようになるのか、次巻が楽しみで怖い。

  • 小梅 さん

    幼い小夏が登場!菊比古と助六これからどうなる?破門になった助六、みよ吉どうなる?

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人物・団体紹介

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雲田はるこ

漫画家。栃木県出身。2008年、『窓辺の君』(東京漫画社)で商業誌デビュー。代表作『昭和元禄落語心中』(講談社)はテレビアニメ化・ドラマ化もされ、2017年に手塚治虫文化賞新生賞を受賞

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