てんのじ村

難波利三

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167432027
ISBN 10 : 4167432021
フォーマット
出版社
発行年月
1987年07月
日本
追加情報
:
268p;16X11

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読書メーターレビュー

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  • kaizen@名古屋de朝活読書会 さん

    直木賞】「てんじの村」だと思って検索していたら図書館に所蔵がないので諦めていた。ふとみると、天王寺(てんのうじ)だから「てんのじ」がっくり。演芸が題材の大阪の物語。寝屋川市に笑魂塚。

  • はらぺこ さん

    大阪の漫才師の話。自分が大阪人やからか十分に楽しめた。今まで読んだ戦後の話の多くは東京が舞台やった気がする。会話は大阪弁やけどト書き等は標準語やから誰でも楽しめると思う。今で言うコテコテの大阪弁やなく古き良きコテコテの大阪弁。 自分の年齢では主人公の芸を見ても笑わんと思う。ホンマにドジョウ掬いでゲラゲラ笑えるんやろか? ホテルで手を繋ぐ場面は最高に良かった。 とりあえず関西人で感想を書くのが上手い人に読んでいただきたい。それでユーザー数を増やして欲しいです。 オススメです。

  • NORI さん

    1984年直木賞。 大阪・通天閣近くで、売れない芸人達が身を寄せ合っていた「てんのじ村」。不安定で険しい道を選んだ人生。芸人として売れる・売れないの焦燥感や嫉妬。本音と見栄の狭間。芸のレベルとしては自分より下だと思える芸人が人気者になって行く苛立ち。老年に達してから訪れたチャンス。そんな悲喜こもごもが、戦後以降の昭和の空気感と共に、丁寧に描かれる。芸人の心情や、不安定な世界に身を置く恐怖や覚悟を表現した小説としては、又吉直樹「火花」を思い出すが、その30年以上前にも、こんな小説があったのか。

  • 背番号10@せばてん。 さん

    【1984_直木賞】1987年8月14日読了。あらすじは忘却の彼方。

  • あかつや さん

    戦争で焼け出された上方芸人たちが肩寄せあって暮らすてんのじ村。新しい時代の波に乗って出世してそこを出ていく者もいれば、いつまでもうだつが上がらぬまま居つく者もいる。些細なきっかけでこの道に入ったシゲルはいつの間にか村の最年長芸人となっていた。いやあいい話だった。読んでいてあたたかい気持ちになったよ。芸人たちは貧しくて、辛いことや悲しいこともいろいろやってくるんだけど、それでもみんなで支え合い、明るく笑いながら日々を生きていく。そういう優しさと力強さに励まされるなあ。彼らの芸がどんななのか見てみたかった。

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人物・団体紹介

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難波利三

1936年島根県に生まれる。関西外国語短期大学中退。その後、業界新聞社に入社するも、ほどなく病気に倒れ、療養の傍ら執筆活動に専念。64年「夏の終る日」で小説新潮の入選を皮切りに、72年「地虫(じむし)」でオール読物新人賞受賞。1984年(昭和59)「てんのじ村」で第91回直木賞受賞。98年第33回大

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