広場 Hiroba:All about“Public spaces”in Japan

隈研吾 (建築家)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784473040145
ISBN 10 : 4473040143
フォーマット
出版社
発行年月
2015年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
165p;26

内容詳細

まちで活き活きと使われている空間、その共通点は何か?先鋭の建築家らの手による「現代の広場」、また設計意図を超え自然に人が集まる場など公共空間の様々な事例を紹介!現代日本における「パブリックスペース」論の集大成!英文対訳付。

目次 : 実体への回帰/ 隈研吾建築作品にみる「広場」(アオーレ長岡/ la kagu/ 木挽町広場(歌舞伎座)/ マルセイユ現代美術センター ほか)/ 日本独自の広場、その多様性の検証/ 日本の広場事例集(金沢21世紀美術館/ 熊本駅東口駅前広場(暫定形)/ 東急プラザ表参道原宿「おもはらの森」/ 録 museum ほか)/ 新たなパブリックスペースの復権/ 空間を超えた広場の在り方

【著者紹介】
隈研吾 : 1954年生。東京大学建築学科大学院修了。1990年、隈研吾建築都市設計事務所設立。現在、東京大学教授。1997年「森舞台/登米市伝統継承館」で日本建築学会賞受賞、その後「水/ガラス」(1995)、「石の美術館」(2000)「馬頭広重美術館」(2000)等の作品に対し、海外からの受賞も数多い。2010年「根津美術館」で毎日芸術賞

陣内秀信 : 1947年生。東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。イタリア政府給費留学生としてヴェネツィア建築大学に留学、ユネスコのローマ・センターで研修。現在、法政大学デザイン工学部教授。専門はイタリア建築史・都市史。主な受賞歴に、サントリー学芸賞、地中海学会賞、イタリア共和国功労勲章(ウッフィチャーレ章)、パルマ「水の書物」国際賞、ローマ大学名誉学士号、サルデーニャ建築賞2008などがある

鈴木知之 : 1963年生。明治大学建築学科卒業、東京都立大学大学院建築学科修士課程修了。山本理顕設計工場勤務後、都市・建築写真家に転向。法政大学エコ研兼任研究員として、南イタリア調査/陣内研究室(2008〜2009)、東北調査/岡本研究室(2013)に参加。現代写真研究所講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • やま さん

    広場も時代にあわせて少しづつ変化してきているのですね。都市部の変化は激しいですが、人のいない地方部を広場のありかた、活用方法をどうするかですね。

  • chang_ume さん

    現代日本の「広場」について。「駅前」や「境内・参道」といった典型的な事例の一方で、「旧銭湯」や「カフェ」果ては「コワーキングスペース」といった空間も広場と紹介されます。複数人が出来事を共有(シェア)する場所=「広場」あるいは「広場的」と再定義している節が。現代都市の共同性とは何かという問題設定について、建築家目線からの提案という趣旨でしょうか。「絆」再生を都市でいかにするかといった。ただしその空間への参画に特権的な消費性が垣間見られる分、提案に「大きなお世話」を感じられなくもありません。

  • 阿部 さん

    隈研吾と陣内秀信という、都市空間の論客ふたりが論考を寄せつつ、日本各地の事例を見ていくという本。 日本の広場論のひとつの象徴と考えられる。特に「広場化」という言葉が繰り返しかかれ、それが日本の広場の特徴のひとつとされている。 ここに至るまでのさまざまな議論のまとめ的な性格があるので、真剣に考えるにはここでリファーされている本をリストアップし訪ねる必要があると思う。

  • toshiki さん

    西洋の広場と日本の広場の成り立ちやその特徴がわかりやすく解説してある。姫路駅の駅前広場に行ってみたい。

  • TAKAMI さん

    建築や都市の勉強をしていると「日本には広場がない」ってことを4年間で400回くらい耳にするけれど、広場的空間ってどういうことなの?ということをザックリたくさんの事例でまとめている本。事例も参考にはなるが、監修である隈、陣内両氏、また巻末に載せられている小野寺、永山氏の文章は短いもののまとまっていて非常に勉強になる。事例に関してはやはり気になるのは駅前広場。ステーションシティモデルとはまた異なる、姫路駅モデルはどこまで展開されるかなあ。

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