サッカーと人種差別 文春新書

陣野俊史

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166609871
ISBN 10 : 4166609874
フォーマット
出版社
発行年月
2014年07月
日本
追加情報
:
228p;18

内容詳細

ここ20年、サッカーの本場ヨーロッパでは、どのような人種差別事件が起きてきたのか?サッカーは差別といかに闘ってきたのか?差別を受けた選手の足跡、差別と闘う団体の活動などを追いかけ、スタジアムと私たちの社会から差別をなくすためにはどうすればいいのかを考える。

目次 : 第1章 人種差別、その事件簿(エマニュエル・オリサデベの記憶(2000年)/ ルイス・アラゴネスの、ティエリ・アンリへの暴言(2004年) ほか)/ 第2章 個人史のなかの差別―バーンズ、アネルカ、カランブー(ジョン・バーンズ/ ニコラ・アネルカ ほか)/ 第3章 差別と闘う人びと(両刃の剣/ スタジアムと社会は地続きである ほか)/ 第4章 コスモポリタンのレッスン(バナナを粉砕するためにはどうすればいいのか?/ 本質主義対反・本質主義 ほか)

【著者紹介】
陣野俊史 : 1961年、長崎県生まれ。文芸評論家。フランス文学、日本文学、サッカー、音楽など、批評の対象は広大(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥 さん

    「JAPANESE ONLY」と書かれた横断幕。一部のサポーターの行動により、無観客試合が行われた事は記憶に新しい。世界で最も広く行われている競技であるが故、心ない人々の人種差別的な行為も起こる。この本ではフランスやイギリスなど欧州の事例が多く挙げられている。戦後移民緩和政策を取って来た為に移民に対する差別も根強いという。一方で98年の仏、14年の独は移民がルーツの選手が中心のチームでW杯優勝をした。解決には特効薬は無く個人個人の感受性を高めていくしかないと思う。Say No To Racism。★★★+

  • けんとまん1007 さん

    この本をどう読むかは、いろいろあると思う。文字通り、サッカーの中だけに閉じて読んでしまうと、それなりで終わってしまう。文化と歴史という視点で見ると、違った見方もできるように思う。確かに、日本人からは、遠い世界の話のようにも思えるが、そうではない。日本の中にも差別はあるし、人種、あるいは民族・国家という視点で、蔑視する表現はたくさんある。自分もたまに耳にすることがあるが、気分が悪くなる。きれいごとだけでは済まない。これに対抗する手立ての中で、ユーモアというのは希望があると思う。

  • こも 旧柏バカ一代 さん

    浦和レッズサポの「Japanese Only」から始まる人種差別への問題提起。 ゴール裏の聖地を外国人から護る為だそうな。 聖地が穢れる? さて本編を読んだら、サッカーの本番ヨーロッパでの人種差別の歴史が苛烈だった。 コレらの反応は、「マイノリティーに慣れていない」事による苛烈な拒絶反応。受け入れて行けばそのうち慣れるし時間が掛かる。 そして、「ルール化して人種差別者を強制的に黙らせても人種差別者のまま。」だと云う事には納得した。 とにかく時間をかけて、マイノリティーに慣れるしかない。 そう感じる本でした

  • Yスキー さん

    差別はいかん。ダニエウアウベスが食って有名になったのバナナを使った差別、かなり古くから有色人種に対して行われていたらしい。 差別とは違うが、ブラジルW杯で唯一初出場したボスニアヘルツェゴヴィナ。出場にあたってオシムがしたこと、決まった時の涙の意味、知れてよかった。もう一度言う。差別はいかん。

  • Carlos さん

    人種に限らず、差別はいかん。前半は具体例が出て興味深く読めた。

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陣野俊史

1961年生まれ、長崎県長崎市出身。フランス文化研究者、作家、文芸批評家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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