正義のセ

阿川佐和子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041102541
ISBN 10 : 4041102545
フォーマット
出版社
発行年月
2013年03月
日本
追加情報
:
286p;19

内容詳細

東京の下町にある豆腐屋に生まれた凜々子は、小学生の時に出合った事件をきっかけに、やがて検事となった。子供のころから正義感が強く、担当する事件に真正面から向き合っていく。だが、交通死亡事故の案件では老人を轢いてしまった被疑者の青年の生い立ちや内情を知って悩み、別の恐喝未遂事件ではチンピラ風の被疑者の取り調べで大失態を犯してしまう……。
夜の茶の間で父親や妹を相手にした取り調べのシミュレーション、いかつい“マル暴担”刑事に頼み込んでの再捜査。家族や同期の検事、同僚たちの助けも借りながら凜々子はまさに手探りで“正義”を見つけ出そうとする。
等身大の新人女性検事が泣き、笑い、決断して少しずつ成長する、人肌れる大奮闘物語スタート!

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • takaC さん

    読み始めるまで知らんかったけど、女検事凛々子サーガなのね。あと3冊手元にあるので続きを読んでみよう。

  • みかん🍊 さん

    阿川さんの小説は初読み、正義感が強く融通の利かない下町の豆腐屋の娘凜々子が検事として成長して行く姿を描いたお仕事小説、まだまだ序幕という感じで2.3と続いて行くみたいですが、なんだろう今一つピンとこなくて入り込めなかった、凜々子のキャラクタ-が型物で真面目なのに急に感情を露わにし過ぎたり、現代物なのずっと昔に書かれた作品かと思うような古くささも感じて、バランスの悪さを感じてしまった。

  • モルク さん

    阿川さんの小説初読み。正義感に溢れるが融通がきかなく、少々お堅い新米検事凛々子の成長物語。とってもあたたかい豆腐屋の家族に囲まれ、大学時代から付き合っている彼氏もいるなか難関の司法試験に合格し、かねてから希望の検事になる。が、彼氏との別れ、仕事にも苦悩が…。とても読みやすく、凛々子の感情も手に取るようにわかる。ただ、情に流されたり、家で担当事件についてべらべら喋るのはちょっといただけない。とはいえ、実家のこと、凛々子の今後が気になるので続編も行きます。

  • よむよむ さん

    阿川さんの小説は初めて読みました。東京下町の豆腐屋に生まれた凛々子は、子供の頃から「ユウズウキカンチン」と言われる程、まっすぐ過ぎる性格。そんな性格を揶揄して小学校の担任に「検事」が向いてると言われ、本当に検事となった凛々子の成長物語。割りと最近書かれた物のようだが、昭和感満載の熱血キャラクターに少し驚いた。ドタバタホームドラマのようで、肩の力を抜いて楽しむには最適。続編もあるようなので読書の息抜きに読み進めようと思う。

  • Yunemo さん

    「ユウズウキカンチン」ですか。この性格で、検事という職業をどうこなしていくんでしょう。この展開、こういう感覚には素直に従ってしまいます。取り敢えず一巻読了して、楽しみが増えました。家族関係の仄々さにも共感しながら、二巻、三巻が楽しみです。どこかでシビアにならなければならない場面が出てくるんでしょうね。

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人物・団体紹介

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阿川佐和子

1953年、東京生まれ。慶應義塾大学文学部西洋史学科卒。エッセイスト、作家。99年、檀ふみとの往復エッセイ『ああ言えばこう食う』で講談社エッセイ賞、2000年、『ウメ子』で坪田譲治文学賞、08年、『婚約のあとで』で島清恋愛文学賞を受賞。12年、『聞く力―心をひらく35のヒント』がミリオンセラーとなっ

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