正義のセ 3

阿川佐和子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041104439
ISBN 10 : 4041104432
フォーマット
出版社
発行年月
2013年03月
日本
追加情報
:
275p;19

内容詳細

凛々子は、幼馴染みの明日香が書いた記事によって窮地に追い込まれる。自宅にはマスコミが押し寄せ帰ることもできない。数日後やっと家族に会うが、自分の仕事のミスが妹・温子の破談をまねいていたことを知る。自己嫌悪に陥った凛々子は悩んだ末、プロポーズを迫ってきた同期の神蔵守に戸籍に関してある決断を伝える…。

【著者紹介】
阿川佐和子 : 1953年、東京都生まれ。慶應義塾大学文学部西洋史学科卒。99年に壇ふみ氏との往復エッセイ『ああ言えばこう食う』により第15回講談社エッセイ賞を受賞。小説でも2000年には『ウメ子』により第15回坪田譲治文学賞、08年には『婚約のあとで』で第15回島清恋愛文学賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • takaC さん

    この3巻には凛々子の検察官としての仕事の話はほとんどなかった。小林明日香と仲直りしてお終い。

  • モルク さん

    シリーズ3作目。前作での幼なじみ明日香の裏切りからの続き。明日香の小学校から新聞記者までの話に始まり、明日香と凛々子が協力して強姦事件に挑むというもの。冤罪であった人が実は他の強姦事件をおこしていたからといって、かの事件が冤罪であった事実は変わるものではないし、どうも都合がよすぎる。同僚の神蔵くんはお人好しというか、凛々子の神蔵くんに対する扱いが酷すぎる。相手の好意につけいっている気がして、私はやっぱりこの凛々子がどうも好きになれない。と言いながらも、続編も読むことになるのだろうか。

  • またおやぢ さん

    小生個人は夕日が好きだ。今日一日頑張った事をお互いに讃え合い、明日の再開を約束するように輝く夕日が好きだ。お互いの正義を貫くために、想いが行き違ってしまった凜々子と明日香。一歩踏み出して、相手の気持ちを慮ることで、改めて協働できる関係が羨ましい。冤罪と言いながら、余罪があったから告訴したのでは?と思わなくもないが、彼女達並びに関係者の一途な思いが、被害者に届く展開にするにはこの設定が最善ということか。「一人じゃないって安心するために家族ってものはあるんだから」との言葉に、夕日に向かって歩く家族をみた一冊。

  • Yunemo さん

    何となく穏やかな気分になって読了。でも、中身は濃い。友人同士の正義と職業人としての正義とは、に思い悩む様子・心情がありありと表現される。持続可能な人間関係、それも女性同士の。これは冷静に突き詰めると、ちゃんと答えようがない課題。この点を強調するのであれば、もっとドロドロとした表現と展開になっていくのでしょう。難しい問題ながら、作品としては軽い気持ちで、ほっこりとした気分になって読了できたことに感謝。検事と新聞記者、確かに相容れない関係。

  • ゆみねこ さん

    前巻のラストが凜々子大ピンチで終わっていたので、すぐに続きを読めて良かったです!明日香サイドからの物語と絡め、ハッピーエンドに。竹村家のお父さん、良い味です。

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阿川佐和子

1953年、東京生まれ。慶應義塾大学文学部西洋史学科卒。エッセイスト、作家。99年、檀ふみとの往復エッセイ『ああ言えばこう食う』で講談社エッセイ賞、2000年、『ウメ子』で坪田譲治文学賞、08年、『婚約のあとで』で島清恋愛文学賞を受賞。12年、『聞く力―心をひらく35のヒント』がミリオンセラーとなっ

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