あなたに、大切な香りの記憶はありますか?

阿川佐和子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163276809
ISBN 10 : 4163276807
フォーマット
出版社
発行年月
2008年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,221p

内容詳細

人気作家8人が「記憶の中の忘れがたい香り」をテーマに競作。あなたの中のかけがえのない記憶を呼び覚ます、贅沢なアンソロジー。キーコーヒーのWEBサイトにて公開された作品を改稿し、単行本化。

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • chichichi さん

    五感が過去のあらゆる事を覚えていて、ふとした瞬間に思い出すことは多々ある。自分が匂いに敏感だからか、中でも嗅覚が一番いろんな物事を覚えている気がする。なのでとても楽しめた短篇集でした。それぞれの作家さん達が実際体験したお話もあったりするのかな〜とか考えながら。普段あまり読む機会がなかった石田衣良さんのお話に一番入り込めました。

  • ねむねむあくび♪ さん

    図書館の本。幸せな香りの記憶よりも、切ない香りの記憶のほうが、忘れられないのはなぜなんだろう。どの話も香りの趣が違って飽きずに読めました。一番好きなのは角田光代さんの『父とガムと彼女』!!(*´ω`*)高橋のぶ子さんの『何も起きなかった』は、じわりと怖い…。知らぬは夫ばかりなり…(笑)( ̄ー ̄)

  • ♡ぷらだ♡お休み中😌🌃💤 さん

    読みともさんが紹介されていて気になったので読んでみた。キーコーヒーのwebサイト「書茶」で公開されていた作品を単行本化したもの。香りを巡る8名の著名作家さんたちのアンソロジー短篇集。朱川湊人の大阪の下町の商店街が舞台でそこに住みつく子供(野良猫が化けている)が主人公の「いちば童子」がほっこりしててお気に入り。高樹のぶ子の「何も起きなかった」はこわっつ。香りはダイレクトに脳に伝達されると言われ、タイムマシンのように記憶を呼び起こしやすいということをきいたが、本書を読んで納得した。

  • 野のこ さん

    人や物、天気や場所と記憶に刻み込まれる香り、同じ香りでふぁ〜と当時の様子、感じたことまでよみがえる、あるある。青春時代につけてた香水と今でも出会うと胸がギュッっとなります。石田さんの「夢の香り」汗や衣類の匂いが落ち着く相手を選ぶって大切。 トントン拍子な内容はさておき、共感でした。角田さんはガムの匂いに増して人間臭のある登場人物で短編でも読み応えありでした。阿川さんのは主人公が阿川さんそのまま!?(笑)楽しんで書いたような文章なので私も楽しかったです。実体験も入ってそう。匂いフェチなので、読めて良かった

  • あかは さん

    8人の作家による短編集。テーマは香り。初読み作家さんもいて楽しめました。一番好きなのは朱川湊人さんの「いちば童子」短編ながら、さいごのどんでん返しには嬉しくなってしまいました。スリリングだったのは高樹のぶ子さんの「何も起きなかった」ふたりのやりとりに引き込まれてしまいました。香り、というとやはり恋愛を想像させるものなのか多かったです。

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人物・団体紹介

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阿川佐和子

1953(昭和28)年東京都生まれ。エッセイスト。作家。慶應義塾大学文学部西洋史学科卒。『ああ言えばこう食う』(檀ふみ氏との共著)で講談社エッセイ賞、『ウメ子』で坪田譲治文学賞、『婚約のあとで』で島清恋愛文学賞を受賞。『聞く力』が2012年年間ベストセラー総合1位(本データはこの書籍が刊行された当時

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