阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし

阿佐ヶ谷姉妹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344033214
ISBN 10 : 4344033213
フォーマット
出版社
発行年月
2018年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
254p;19

内容詳細

「時にいざこざもあるけれど、おおむね楽しく自由に、のんびり暮らしております〜」
40代・独身・女芸人である妙齢2人の地味おもしろい同居エッセイ+書き下ろし恋愛小説も収録。

歌って踊れて昭和感ただよう芸で人気上昇中の二人組・阿佐ヶ谷姉妹(実際の姉妹ではありません)。
「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」の地味おもしろいネタで知られる2人ですが、実際も地味〜に阿佐ヶ谷2人ぐらしをしています。四十路、独身、女芸人、そんな2人が繰り広げる日常は細かなこだわりと笑いと、そして人情に溢れています。本書では、リレー形式で「阿佐ヶ谷2人ぐらし」「妙齢事情」「引っ越し騒動」の3章立てでエッセイを収録。
また、「私の落とし方」をテーマにした書き下ろし恋愛小説「フキノトウはまだ咲かない」(渡辺江里子)「3月のハシビロコウ」(木村美穂)も掲載しています。阿佐ヶ谷姉妹の豪華詰め合わせ的な1冊、どうぞ宜しくお願いします。

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読書メーターレビュー

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  • しんごろ さん

    ホントに赤の他人とは思えない仲の良さだよね。阿佐ヶ谷姉妹のネタが好きだから、お互いの気持ちを尊重しあい、助けながら、これからも面白いネタを見せてほしいなあ。二人の性格が、そのままエッセイに表現されてる感じ。江里子さんの小説に思わずジーン!読んでて仲の良さ、コンビ愛が存分に伝わる、ほのぼの度120%のエッセイでした。

  • 青乃108号 さん

    前々からときどきテレビで拝見していて、オバサンだけど俺の中では好感度が高かったお2人のエッセイ本。オッサンの2人暮らしは何だかとても臭そうで殺伐としてそうなのに、オバサン2人暮らしの何とも【のほほん】と微笑ましい事。何も考えず、芸人らしい言い回しにクスクス笑いながら少しずつ読んだ。ミホさんの「エリコ過多」発言からはじまる新居探しのドタバタにニヤニヤしながらおさまるところにおさまってこちらもひと安心。おまけで何とお二人がそれぞれ執筆した小説2編まで読む事が出来、満足の一冊でした。

  • あきぽん さん

    あまりお金がなくても、ていねいに暮らす偽姉妹。お互いに踏み込み過ぎず、見栄も片意地もはらず、生活を楽しむ、新しいカタチの家族。優しく、ほっこりして、クスリと笑える、読むと幸せな気分になる本。お2人の人柄が偲ばれます。

  • milk tea さん

    日々楽しみながら生活しているのが微笑ましいです。美穂さんの「月のハシビロコウ」も江里子さんの「ふきのとうはまだ咲かない」も、初めて書いたとは思えないほど味のある短編小説でした。

  • 山羊沢あかね さん

    阿佐ヶ谷姉妹の日常のエピソードをエッセイにしたもの。笑いあり涙あり、時には二人の小競り合いもあるけれども互いに尊重しあっているからこそ小さな溝は直ぐ埋まる。雨が降って地面が固まり、土壌が豊かになっていくように。二人の関係性の良さも垣間見え、ほっこり温かい気持ちになる。また、人情味溢れる阿佐ヶ谷の町の人たちも気持ちの優しい人が多くて、古き良き時代の昭和を彷彿させる。心が疲れてチクチクしそうになった時にまた手に取りたい一冊だ。

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