帝国陸軍 知られざる地政学戦略 見果てぬ「防共回廊」 祥伝社新書

関岡英之

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784396115630
ISBN 10 : 4396115636
フォーマット
出版社
発行年月
2019年02月
日本
追加情報
:
336p;18

内容詳細

「防共回廊」とは戦前、旧帝国陸軍と関東軍が極秘で推進していた地政学的ユーラシア戦略。満洲国建国に続き、モンゴル、東トルキスタン(現在の新疆ウイグル自治区)の独立を支援して親日国家群を樹立し、ソ連の南下を防ぐとともに中国共産党との連携を遮断、東アジアの共産化を防止するという壮大な構想だった。だが戦後、タブーとして歴史の闇に封印されてしまう。著者は外務省の機密公電をはじめ、新資料を駆使して「防共回廊」構想の全容を解明。工作に当たった特務機関長の事跡を発掘したことは特筆に値する。「一帯一路」という新たな帝国主義で中国が拡大を続ける現代、名著を復刊し、埋もれた史実に光を当てる。

目次 : 第1章 防共回廊の源流―チベットとモンゴル(破壊された仏像/ 輪廻転生/ ダライ・ラマ十四世法王との会見 ほか)/ 第2章 イスラームと帝国陸軍―回民(中国ムスリム)(知られざるイスラーム系民族「回民」とは/ 対ソ戦略から対中戦略へのシフト/ 大川周明と日本の「イスラーム元年」 ほか)/ 第3章 機密公電が明かす地政学戦略―ウイグル(たどり着けなかった地―東トルキスタン独立運動の源流/ ウイグル人による独立国家の意義/ オスマン朝末裔の擁立計画 ほか)

【著者紹介】
関岡英之 : ノンフィクション作家。1961年、東京生まれ。1984年、慶應義塾大学法学部を卒業後、かつて日本唯一の外為専門銀行だった東京銀行(現三菱UFJ銀行)に入行。本店営業部、資本市場第三部、北京駐在員事務所、OECF(現国際協力機構)出向などを経て1997年のアジア通貨危機を機に退職。2001年、早稲田大学大学院理工学研究科修士課程を修了。2002年、第7回蓮如賞を受賞した『なんじ自身のために泣け』(河出書房新社)で執筆活動を開始。2010年に『帝国陸軍 見果てぬ「防共回廊」』で第2回国際理解促進優良図書優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kawa さん

    「防共回廊」とは、「モンゴル、東トルキスタン(中国・新疆ウイグル地区)の独立を支援して親日国家群を樹立し、ソ連の南下を防ぐとともに中国共産党との連携を遮断し、東アジアの共産化を防止する」という戦前の一部軍部の動き、その射程は中央アジア・トルコまでというスぺクタクルな構想。祖父がそちら方面に関わっていたという記録があって、個人的には全貌が知れ興味深くなるほどなのだが…。少数民族解放のための正義だったという著者の論調、満州・朝鮮での軍部・日本人の横暴を聞くにつけ手放しで頷くにはちょっと…との思いが残る。

  • しんさん さん

    満州、モンゴル、東トルキスタン(新疆)に新国家を樹立し、チベットとも連携した環状連盟で中国を包囲。共産化を防ごうという壮大な計画、スパイ戦、思想戦があったとは! 西川一三の潜行記や林銃十郎の先見など知らないことばかりだったが、一番驚いたのは銀座のカレーの名店「ナイル」の創業者が帝大卒のインド人国際スパイだったという話だった。

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関岡英之

ノンフィクション作家。1961年、東京生まれ。1984年、慶應義塾大学法学部を卒業後、かつて日本唯一の外為専門銀行だった東京銀行(現三菱UFJ銀行)に入行。本店営業部、資本市場第三部、北京駐在員事務所、OECF(現国際協力機構)出向などを経て1997年のアジア通貨危機を機に退職。2001年、早稲田大

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