小説あります 光文社文庫

門井慶喜

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334766931
ISBN 10 : 4334766935
フォーマット
出版社
発行年月
2014年02月
日本
追加情報
:
401p;16

内容詳細

N市立文学館は財政難のため廃館が決定した。文学館に勤めていた老松郁太は、その延命のため、展示の中心的作家・徳丸敬生の晩年の謎を解こうと考える。30年前、作家は置き手紙を残して行方不明となっていたのだ…。謎解きの過程で郁太は、文学館の存続を懸けて「人はなぜ小説を読むのか」という大きな命題に挑むことに。はたして、主人公がたどり着いた結論とは!?

【著者紹介】
門井慶喜 : 1971年群馬県生まれ。同志社大学文学部卒。2003年、「キッドナッパーズ」で第42回オール讀物推理小説新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • やも さん

    青年はある日、ふと入った古本屋で大好きで尊敬する作家・徳丸敬生のサイン入りの遺稿集に出会って思う。「なぜ遺稿集にサインが?」徳丸は自殺疑惑があるが、その身体はいまだ発見されてなく、青年は存命説を推す。作家と本との不思議な出会いに導かれ、青年は「人はなぜ小説を読むのか」の謎に迫る。幾度も出した答えの全てに、私も読書家として(それや!せやせや!)と膝叩きまくり。お互いを想うからこそ起きたお家騒動も可愛くて、徳丸敬生という作家さんが実在したみたいに感じた。これからを楽しみにしてるよ!と言いたくなるラストが👌

  • てつ さん

    感想の書きにくいほんわかした小説。人はなぜ小説を読むのか、なんて答えさ出ないですよねぇ。

  • 三代目けんこと さん

    登場人物の会話や行動に違和感が多く、少し読みにくいなぁ。期待していただけに残念…。

  • ユメ さん

    閉館が決まったN市立文学館の職員・郁太は、存続をかけて二つの難題に挑む。ひとつは、展示の中心である作家が遺した「遺稿集のサイン本」というありえない本の謎解き。そしてもうひとつは「人はなぜ小説を読むのか」という議論。前者もビブリオミステリとして十二分に面白いが、食い入るように推移を見守ったのは後者だ。郁太が最終的に至った結論には膝を打った。小説を読むことには現実からの逃避という側面もある。しかし、その先で得るものは決して厭世観ではない。小説は孤独への片道切符ではなく、希望を抱いて現実に戻る往復切符なのだ。

  • 金城 雅大(きんじょう まさひろ) さん

    読書会紹介用に久々の再読。 「人はなぜ小説を読むのか」友人の意見も聞けて満足。

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