猫道楽 河出文庫

長野まゆみ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309409085
ISBN 10 : 4309409083
フォーマット
出版社
発行年月
2008年06月
日本
追加情報
:
15cm,188p

内容詳細

学生課で紹介された猫シッターのアルバイトで、一郎は“猫飼亭”なる屋敷を訪れる。家主とその美しい兄弟の奇妙な注文に応えるうちに、彼は不思議な世界をのぞくことになり…庭の桜に誘われた“猫飼亭”を訪れる者たちが見た「極楽」を描く、4つの物語。

【著者紹介】
長野まゆみ : 1959年、東京都生まれ。88年「少年アリス」で第25回文藝賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヴェネツィア さん

    タイトルからも表紙の絵からも、てっきり猫のお話かと思っていたら、実はゲイ・セックスの連作短編集だった。猫はここで、ゲストと<猫飼亭>の3人のゲイ兄弟との仲介役を果たしているのである。ただし、そこで描かれるのは本当のゲイではなく、あくまでも女性作家の想像の中で美化され、紡ぎだされたゲイの物語である。つまり、ソフィスティケイテドされたボーイズラヴの世界といったところだ。誘発される「欲情」や、そこで描かれる具体的な行為も、ヘテロ間でなければ生々しさがなく幻想的な美しさと受け止められるのだろうか。

  • 匠 さん

    長野作品が好きな妹に以前から薦められてたので読んでみたのだが、なんともう〜ん。正直なところゲイの僕からするとツッコミどころ満載で。古風な隠語を使って妄想を搔き立てるような書き方はしてあっても軽い表面だけで奥行きはなく、普段BL小説を読み慣れてる人でもそのあたり含めて賛否が分かれそう。もちろん、耽美な世界を寓話的に描かれたものなのだと理解はしているが、ならばもっと耽美を掘り下げて欲しかった。わずかながら感情移入できたのは最後の星と一郎の話くらい。申し訳ないけれど個人的に消化不良な読後感は否めなかった。

  • ぶち さん

    夢と現の境目があやふやになる雰囲気の小説です。猫シッターのアルバイトで、主人公は“猫飼亭”なる屋敷を訪れます。土蔵造りの建物に洋風な内装。膝の上に灰色の猫をのせ、喉を撫でつつ煙管を使う若い男。この屋敷を訪れる者は、猫の世話をするつもりが、「猫」にされてしまい、不思議な世界を覗くことになります。 そんなある種の "極楽" を味わうような短編が4つ。どのお話もじんわりと心に染みるような、ちょっと切なくなるような物語でした。

  • 優希 さん

    美しい情景と耽美な世界に魅せられます。猫シッターのバイトで訪れた「猫飼亭」での極楽の世界観は幻想と現実の曖昧さがあり、独特の香りを漂わせていました。美少年兄弟の秘密や惹かれるように訪れる人々が織りなす不思議さが綺麗な情景に映えます。美しい色気と毒気のある雰囲気が素敵でした。

  • mocha さん

    ねこ本だと思って手に取ったので、とても衝撃を受けた。ねこシッターのアルバイトと聞かされた一朗くんが足を踏み入れてしまった〈猫飼亭〉の淫靡な世界。三兄弟には道楽だけでない思惑もあって・・。美しい道具立ては好きなんだけどな。せめて帯にBL小説だと明記してほしい。

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人物・団体紹介

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長野まゆみ

東京都生まれ。1988年『少年アリス』で文藝賞を受賞。2015年、『冥途あり』で泉鏡花文学賞、野間文芸賞を受賞する。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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