夏帽子 河出文庫

長野まゆみ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309407043
ISBN 10 : 4309407048
フォーマット
出版社
発行年月
2003年10月
日本
追加情報
:
15cm,154p

内容詳細

先生、今度は何処の学校へ行くのだろうね…紺野先生は臨時の理科教師。白い夏帽子に旅行鞄。任地の学校の生徒たちは、先生が駆使する言葉の魔法に誘われ、不思議な世界をかいま見る。長野ワールドのエッセンスがつまった傑作。

【著者紹介】
長野まゆみ : 東京都生まれ。女子美術大学卒業。デザイナーを経て、『少年アリス』で第二五回文芸賞受賞。独自の作風で熱狂的に支持され続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ちなぽむ@休止中 さん

    川に西瓜冷やし鳴く河鹿、我先に飛びこむ川のどこまでも透明でつめたい水は、はねて太陽に煌めいた。腰かけて飲む曹達水は夏の味がしたね。 くらい海に手のひらちらちら、海ほたるきらきら、月天の子どもと書く海アネモネをみたあの夜、僕らはいつの間にか手を繋いでた。きみはきづいてたろうか。 雨煙に曇った駅舎で堪えきれず涙をこぼす僕に、また来年があるとわらったきみも泣いていた。そう気づいたのはおとなになってからだった。夏はまた来るけれどあの夏はもう二度と来ない。ああ、けれど、どこまでも水色の空がまた夏を連れてくる。

  • 優希 さん

    凄く透明感のある作品でした。タイトルから夏の話かと思っていたら、紺野先生がいつも夏の帽子を被っているということなんですね。臨時教師の紺野先生と、赴任先で出会う少年たちとの交流が美しい。あたたかく季節は巡り、郷愁を誘います。曖昧に滲んだ光が射し込み、幻想的な雰囲気を感じます。繊細なガラスのような世界観が好きだなと。夏の本ではないけれど、夏に読みたい1冊です。

  • ままこ さん

    端正な文体から清々しい情景が鮮やかに浮かび上がってくる。何事にも自然体の臨時の理科教師、紺野先生と赴任の先々での生徒たちとの心温まる交流。季節感あるアイデア溢れた授業は楽しそう。輝く海月、水晶石榴、人魚の鱗、烏瓜の白い花、山珊瑚、氷河星、狐火虫、月天子、etc…。ネーミングにも心惹かれるし見てみたいな。不思議な出来事も自然に受け入れ馴染んでる。音たてて夏の泡弾ける曹達水飲みたくなった。清流を渡る風のように爽やかな読み心地。面白かった。

  • ★Masako★ さん

    ★★★+ いつも白い夏帽子を被っている紺野先生。先生は理科の臨時教師。夏、秋、冬、春、そして夏。街から山奥の小さな学校まで、赴任先は色々。宇宙、植物や昆虫、海の生き物、鉱石等々、紺野先生は何でもよく知っている。優しく穏やかな言葉と魔法のような実験に、生徒たちは目をキラキラと輝かせ笑顔になる(もちろん読み手も!) そして長野さんらしく四季折々の自然の描写が本当に美しい♪ 異形のものたちも出てきてノスタルジックでファンタジックな世界♪ 爽やかで素敵な作品だった! 紺野先生の授業、受けてみたいな♡【図書館本】

  • コットン さん

    人魚の鱗、海月(クラゲ)の化石、スカシテンジクダイなど理系少年好きアイテムのオンパレード。そして少年が先生に春の味のする樹液のプレゼント!独特の長野ワールドで気持ちの良い小休止です。

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人物・団体紹介

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長野まゆみ

東京都生まれ。女子美術大学卒業。1988年「少年アリス」で文藝賞を受賞しデビュー。2015年『冥途あり』で泉鏡花文学賞、野間文芸賞を受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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