生き物をめぐる4つの「なぜ」 集英社新書

長谷川眞理子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087201680
ISBN 10 : 4087201686
フォーマット
出版社
発行年月
2002年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
18cm,221p

内容詳細

雄と雌、鳥のさえずりや渡り、生物発光、子育て、角と牙、ヒトの道徳など、生物の様々な行動や特徴の存在理由について、4つのアプローチから迫る。生き物の美しさ、面白さが見えてくる動物行動学入門。

【著者紹介】
長谷川真理子 : 東京生まれ。東京大学理学部卒。同大学大学院理学研究科博士課程修了。早稲田大学政経学部教授。専門は動物行動学、行動生態学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ローレンツ🐾 さん

    【雄と雌】、【鳥のさえずり】、【鳥の渡り】【光る動物】、【親による子の世話】、【角と牙】、【人間の道徳性】これらのテーマごとにニコ・ティンバーゲンの四つのなぜ(@至近要因、A究極要因、B発達要因、C系統進化要因)を用いて紐解いていく。著者は動物行動学の権威。一般向けに書かれた書籍としてはとても面白かった。また、読者自身に考えさせようとするスタイルも好感。生物学に限らず【なぜ】を追求するのはとても面白い!

  • Pirocchi さん

    痒いところに手が届く本。それほんと気になってたー!というところが書いてある。専門書ほどではないので、生物が大の苦手でもとても楽しく読める本。後半につれ「それはまだわかっていない」が多く、人類がこれだけ時間をかけてもわからないんだ、と驚いた。やはり自然とは人間を凌駕するものであり、人智に及ばないこともたくさんある。だからこそ面白い。この著者の他の本も読もうと思う。

  • Tomomi Yazaki さん

    題名にある4つのなぜとは謎ではなく、なぜを解く為の手法でした。この本を手にした理由は単純に、生物界の世界の七不思議的な話かと思ったからなので、ちょっと期待外れ。性の問題やら鳥の渡りの話など、今までの通説から何も変わらない内容でちょっとガッカリ。結局、今までの説を著者がわかり易い方法と思っている4つの謎解きで説明しているだけで、何一つ新しい説や考えはない。結論も、まだわかっていないだとか、かも知れませんだとか、はっきりしない終わり方にフラストレーションが溜まる一方の、立ち位置が曖昧な書籍でした。

  • Arisaku_0225 さん

    すっごく面白い。著者の専門である行動生態学では、「ディンバーグの4つのなぜ」という生物の見方があり、すなわち@その行動が引き起こされる直接の要因は?Aその行動は、どのような発達(過程)で獲得したか?Bその行動はどんな機能があるから進化したのか?C進化の過程で、どのような祖先から出現してきたのか?、という4つの疑問があるする考え。本書はそれに倣って、オスとメス、鳥のさえずりや渡り、生物発光、子の世話、角と牙などを4つの見方で捉え直す。一見すると無意味だったり非効率的に見えるそれら行動にも意味があると骨の髄→

  • はまななゆみ さん

    なぜオスとメスが存在するのか。遺伝子が交わることで、より強い種になっていくから。そのために、多大なエネルギーをどの腫も費やしている。人間も含めて。とても哲学的で興味深かったです。

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人物・団体紹介

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長谷川眞理子

1952年東京都生まれ。人類学者。総合研究大学院大学名誉教授。東京大学理学部卒業。同大学院理学系研究科博士課程修了。理学博士。専門は自然人類学、行動生態学。イェール大学人類学部客員准教授、早稲田大学教授、総合研究大学院大学学長・教授などを歴任し、現在、日本芸術文化振興会理事長。野生チンパンジー、ダマ

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