決定版 一億人の俳句入門 講談社現代新書

長谷川櫂

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062880299
ISBN 10 : 4062880296
フォーマット
出版社
発行年月
2009年12月
日本
追加情報
:
18cm,200p

内容詳細

「俳句界のプリンス」長谷川櫂による俳句入門書。名句を挙げつつ俳句の要諦を明解に解説。凡百の入門書とは一線を画する、ユニークで有用性の高い内容。初心者から上級者まで必携の書。

【著者紹介】
長谷川櫂 : 1954年、熊本県生まれ。俳人。俳句結社「古志」主宰、朝日俳壇選者、「季語と歳時記の会」代表。東京大学法学部卒業後、読売新聞記者を経て、俳句に専念。『俳句の宇宙』でサントリー学芸賞(1990年)、句集『虚空』で読売文学賞(2003年)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • かふ さん

    こだわりの俳句道場という感じで初心者向きではない。芭蕉の例題が多く、芭蕉時代の俳句の考えを元にしている。それは近代俳句の写生というより音楽という感じ。最初に「切れ」の講釈も言葉の省略ではなく、間だという。カメラの切り替えのように考えていたが、間による場面変化なのだ。能のような。そのリズムが散文ではなく、韻文なのだ。俳諧が連歌から来ているのは、そうした場の音楽だった。その切れがあって、一物仕立てと二物衝動が出てくる。

  • 松風 さん

     (一物仕立て、取り合わせに派生する)句切れについて特化して詳しい。が、これだけでは「入門」できないなぁ…。

  • y_nagaura さん

    大和言葉は二音ないしは三音の単語を基礎とした言葉、一物仕立てと取り合わせの読み取り方、季語と季題の違いなど、俳句を読む(または詠む)うえで欠かせない見方が満載。芭蕉の句の魅力を中心に解説してくれるのも嬉しいポイント。 螺旋状の循環する時間認識に根ざす文芸観。太陽太陰暦と噛み合わない太陽暦と、歳時記のずれ。古来からの季節観を失いつつある現代日本。 言文一致運動により、話し言葉の暴走を食い止められなくなった。受容・選択・変容。無名という原則。一度きりということ。 俳句には、日本の美意識が凝縮されている。

  • てくてく さん

    著者の俳句哲学みたいなものが綴られている。知っている俳句でも解釈が全く違うのだ(自分の解釈だと名句にはならない)ということや、類想が多くなってしまいがちな俳句という短い詩でどこまでオリジナリティを追求するのかという点が面白かった。

  • 路人 さん

    俳句入門には3つの約束事(定型、切れ、季語)は欠かせないのだろう。俳句の世界に近づきたく読み通したが、ちょっと窮屈なのか、短歌に目移りしてしまう。

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人物・団体紹介

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長谷川櫂

1954年(昭和29年)生まれ。俳人。「読売新聞」に詩歌コラム「四季」を連載中。朝日俳壇選者、俳句結社「古志」前主宰、インターネット歳時記「きごさい」代表、「ネット投句」「うたたね歌仙」主宰。著書に、句集『虚空』(読売文学賞)、『震災歌集 震災句集』、『沖縄』、『九月』、『太陽の門』のほか、『俳句の

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